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豆知識集です。私もまめというニックネームですが、だじゃれじゃないっすよ笑
しょうもないものもありますが、どうぞ役に立ちますように。

[1]
マグラブレーキは本来はマグラ(MAGURA)社のブレーキ製品のことを指しますが、トライアル界ではほとんどHS3のことを差します。(本当は違いますが、みなさんそういう認識です。)MAGURA社はディスクブレーキと油圧式リムブレーキ(流体リムブレーキ)が有名です。油圧式リムブレーキは「HS11」と「HS33」が有名です。もちろんHS22もあります。

[2]
ブレーキマウントボルトという、Vブレーキやカンティブレーキを取り付ける台座があります。油圧リムブレーキ対応のフレーム、フォークには付いていませんが。突起物です。筒が飛び出していて中にねじきりしてあります。その筒にVブレーキ(カンティブレーキ[カンチブレーキ])を差し込み、ボルトで固定します。

フレームに溶接されているものもあれば、ねじきりしてあり、ねじ込んで取り付けられているものもあります。ねじ込んで取り付けられているものは、取り外し可能ですが、稀にVブレーキを取り外すときにブレーキ取り付けボルトとブレーキマウントボルトが固着していて、取り付けボルトが緩むのではなく、ブレーキマウントボルトが緩んでフレームからごそっと取れてしまうことがあります。そんなことがないために、Vブレーキ取り付け時はネジ山にしっかりとグリースを塗っておきましょう。それか、ブレーキマウントボルトのネジ山にネジロックを塗り、モンキーレンチでしっかり締めこみましょう。

[3]
ブレーキ台座について。現在多いのが、「ポストマウント」と「インターショナルスタンダード」です。もちろん他にもあります。

フレーム(フォーク)側の台座に注目してください。
インターショナルはフォークに平行に穴が並んでますが、ポストマウントは、垂直です。
左は、アダプタを使ってありますね。つまり、このキャリパーはポストマウント対応で、インターショナルスタンダードの台座にアダプタを利用して取り付けています。

[4]
BBの種類について。
まず、幅から。
73mmと68mmがあります。最近はスペッサーなどで互換性が保たれています。
そして、軸の形状ですが、スクエアテーパーと、ISISがあります。ほかにもシマノのオクタリンクなどもあります。トライアルでは小柄なライダーさんはスクエア、荒い乗り方をするライダーさんはISISなど、あります。スクエアテーパーはびっくりするほど安価です。ISISは接する部分が多いので強度が増しています。しかし、やや高価。
これはクランクと一致しないともちろん使用できません。
さいごに、BBの形式で、カップ&コーンとカードリッジ式です。カードリッジ式はスクエアテーパーに多いです。カップ&コーン式はベアリング調整が可能です。つまり、カードリッジ式はノーメンテナンスです。
↓カップ&コーン式

左ワンにベアリングがあります。左ワンの締めつけであたりを出します。

↓カードリッジ式です。


[5]
ねじに関して。
自転車にはたくさんのネジが使われています。もちろん自動車なども同じですが...
ねじはとても便利なものだけど、細心の注意を払ってください。
まず、パーツの穴にネジが切ってあり、そこにボルトを挿す場合ですが、必ず、"まっすぐ"そして"締め付けトルクを守る"ことを守ってください。このとき、パーツの穴は雌ネジとなります。締め付けすぎると雌ネジのねじ山がやられてしまいます。最悪、タップ修正も不可能で、径をひとつ大きくして新しくタップ立て場合があります。
この事故が多いのが、油圧リムブレーキのブレーキクランプの固定ボルトです。油圧リムブレーキはものすごい力がかかるのでスレーブシリンダもやはり動きやすいです。それを嫌ってかなり強く締める人が多いと思いますが、できれば締め付けトルクをしっかり守ってもらいたいものです。相手はフレームですので。
フレーム以外にもステムなどもそうですね。



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