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自身についての台詞と琢矢の反応から相当な大企業と思しき株式会社マエジマ(母は恋人を演じた琢矢に気軽に手切れ金の100万を渡している)の跡取りの一人娘が前島マリエ。女子大生とのことだが、キャンバスライフは描写されず、どの程度のレベルの大学の何学部に通うかは分からなかった。
下の名前の表記はマリエとカタカナ表記(中国語版「一百億之男」(作者は國友泰士名義)の表記は眞理繪。但しIndex.45のサブタイトルの訳は「真理繪的企圖」)。色のついたウェービーヘアがトレードマークだが、混血という設定はない(父の名前は隆と日本人のもの。母もどう見ても日本人)。
19年前、赤ん坊の時に父は火事で亡くなったというので、年齢は20才になるかならないか(飲酒シーンあり)。
母は女手一つでマエジマを切り盛りし、経済連友会の紅一点。久我山沙貴は働く女性の鑑として尊敬するという(狡猾な彼女のこと、真意は不明)。その母は仕事一筋で我が子のことを考えない。好きでない男性とも結婚させようと考え、お見合いを決めていた(出なかったその男性がいずれ跡を継ぐ企業が自分のマエジマと釣り合うことのみを考えてのことか)。
大学も跡取りに相応しいことを学ばせるために母が選んで通わせ、校風などを考慮しなかったのかもしれない。
故に母に反感を抱いて屈折し、賭け好きになった。その中でもしたたかさを垣間見せるのも管理人がマリエが好きな理由。

「100億の男」を彩る女性達、
主人公の富沢琢矢と次元の違いを知る元フィアンセ広瀬和美、誌面で「経済界の若きプリンセス」と評されて才色兼備、幼少の砌のことも分かってもう一人の主人公ともいえる久我山沙貴、銀座のLEEのママにして情報通のりさ子、ビジネススクールで沙貴の成績を上回って新“東洋の奇蹟”と称されていくつもの意味でのライバルにあたる、10才にして大学院で経済を学んだ中国人指導者で「超スーパーレディ」とも異名される楊美娟(ヤン・メイチュワン)、沙貴の兄善彦の酸いも甘いも噛み分けた愛人の森下圭、絶えず馬鹿な男に惹かれる未亡人の篠田冴子、アメリカはウェルネス社の俊英チーフながら祖国の流儀を知らないレイチェル・ヘイズワード、ロックチャイルド企業振興財団の極東地区代表のキャリアウーマン速見香織(Z字順)…

マリエの登場回はIndex43〜59、126、131。全体の14%に過ぎない。しかし故・国友やすゆき作「100億の男」の女性キャラの中で管理人が最も好き。
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