気付いた時には この星にたった1人 僕だけ
ここはどこ 僕は誰 どうすればいいの？
生まれた時に 植えられた たった1つのプログラム オマエノ位置ト天気ヲ送信セヨ
いつからか応答も無くなっちゃったけど 僕にできることはただ1つだけ
「ハローハロー 本日モ 雲ヒトツ無イ晴天ナリ」 世界のすみっこで送り続けるメッセージ
何百年もの間 動き続けている ソイツを誰か気付いてやっているのかい？
錆び付いた体 刻まれた寂しさのかたまり 目を逸らし隠してた 気付かないふりして
でも 君がそれを望むなら 強く 叫んでくれよ 1人ぼっちにサヨナラ 新しい世界へハロー
いつの間に こんなに溜め込んでたんだっけ 本当はとっくに気付いてたはずなのに
「ハローハロー 本日モ何モ起コラナイ晴天ナリ」 そんな台詞を いつまで続ける気だ？
世界の真ん中に向けて 初めて 叫ぶメッセージ 僕ハココニイマス 気付イテマスカ？
ヒトリハサビシイヨ ボクハココダヨ ネェ
「ハローハロー 本日モ何モ起コラナイ晴天ナリ」 諦める寸前に微かな応答
世界は見捨てなかった 取り残された彼が 今 世界のすみっこで受け取る メッセージ
「ハローハロー 初めまして メッセージを見てやって来たよ さぁ 一緒にふるさとに帰ろう」
ハロー
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