「ありがとうスザク、嬉しいよ」

「何を言っているんだい？ルルーシュ。僕は君に何かしたかい？」

「分かっているよ、スザク。お前はチョコを手に持ち俺の傍に立っている、俺に渡す為に。今日はバレンタインだからな」

「そうだね、今日はバレンタインデーだ。でも、僕はチョコを持って君の傍に立っているだけだ。どうして僕が君にこのチョコを渡すと思ったんだい？」

「……」

「……」

「は？」

「誰かに貰った物かもしれない、君にじゃなく他の誰かに渡す為に持っているのかもしれない」

「バカなッ！スザクが俺じゃない誰かにチョコを渡すだと？！そんなっ、そんなッ…(ガタガタッ)…誰だ…誰に渡すんだそのチョコを！！」

「君に、だよ。
ごめんルルーシュ、自信に満ち溢れた君が何だか恥ずかしくて少しイジワルを言ったんだ」

「スザク…っ！
何だ、驚かすな恥ずかしがりやさんめっ。…ん？俺が、恥ずかしい？」

「なんでもないよ(笑）
…ルルーシュ、受け取ってくれるかい？」

「当然だ」


End みたいな感じで？

お目汚し失礼しました；
この度は素敵な企画にお誘い頂きありがとうございました！
とても楽しく描かせて頂きましたv


from*黒廻メル様*