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↓以下アルヴィン夢1本






「アル、離れて、あつい」

先にベッドで横になっていた彼女は、すでに夢の世界に入りつつあったようで。
もそもそとベッドに潜り込み、彼女の身体に密着し腕を絡ませようとした俺はあっけなく拒否された。

「ねむい、あつい、でかい、離れて」

「…ちょっとお嬢さんひどくない?」

「ん〜…」

「おーい」

「…」

「…なに、まさか寝た?」

それきり黙ってしまった彼女はすやすやと寝息をたて始めた。くそ、かわいい寝顔しやがって。

「…せいぜい暑がりな」

朝起きて怒られるのもそれはそれで一興かもしれない。
彼女の俺への誹謗中傷ともとれる主張は無視して、身動ぎひとつしなくなった彼女の身体をさらに引き寄せた。


「おやすみ。」







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