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『時の彩』


一人で大丈夫って
振り返らずに言った
一緒に行くよと
君は僕を追いかけた
BPM60を同じ歩幅で歩く
時間は倍で流れてく
止まることなく過ぎてく

最初は影が一つ伸びてた
ほんとは、ねぇ凄く寂しかったんだ
怖くて怖くて進めなかったんだ
君は知ってたの?

楽しい会話は弾んでく
音符の粒みたく弾んでく
変わらない街並みに
色を寄せていく

毎日が笑顔でいっぱいになる
僕が笑うと君は嬉しそうに
泣いたり笑ったり忙しく顔を変えて
僕を彩る

大切な人が一人ずつ増えてく
自分が歩み寄れば世界が変わる
独りぼっちじゃ孤独の本当の
意味さえ知らずに生きてたよ

時間は戻せない、戻したくない
きっと待ってる明日は
たくさんたくさん重なる影が増えて
笑顔が
笑顔が








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