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ひぐらしパロ
(祟り殺しで暗いだけ)









けたたましい足音。
ゆっくり眠らせてくれればいいのに。
ほっといてくれ、あいつに嫌われた僕はもうとっくに、終わりなんだから。
『生存者だ!君!大丈夫か!?』
うるさいな、大丈夫なわけがないのに分かり切ったことを聞くあんたは馬鹿なんだな。
よし解った。あんたは死ね。

そういえば学校から沢山のずた袋が運びだされている。なぜだろう。
じっと見ていたら袋から何かがだらん、と力なくたれた。
人の腕。
突然の吐き気。袋の中身を信じたくなかったのかもしれない。
色、とりどりの
死に装束


…全員ガス災害で死んだと聞いた。
ヒカリもミルも、そしてあいつも。

「うわぁあぁああ!!」
ぼろぼろと涙がこぼれる。
悲しくなんかないのに、悲しくなんかないのに。
涙なんてあいつに拒絶されたときに全て流れ出てしまったのに。
この結末は僕が望んだものだというのに。

そうだ、これは罰なんだ。
あいつに嫌われてしまった僕への罰。

オヤシロさまの祟り


思い出すのは
ふわふわの金色のくせっ毛、外で遊ぶくせして物凄く白い肌。
せっかちで甘えん坊で頭を撫でてもらうのが大好き、僕のことを兄と間違えて『にいちゃん』と呼ぶこともしばしば。
カリフラワーとブロッコリーの区別がつかなくてオーバさんによく怒られていたっけ…

『へっへーん!コウキには絶対負けないんだからな!!』
『パールのトラップなんて簡単に越えてやる!』


くすり、懐かしくて笑う。

涙が止まらない
ぽろぽろ集めた欠片が指の間を擦り抜けて落ちていく感じ。
楽しかった、幸せだった。
みんなで騒いで笑ってそれだけでよかったのに…
僕が壊したんだ。
あの日々を、幸せだったあの時間を捨てたんだ。
取り戻すつもりだったのに全部全部自分から捨てていったんだ。

そして全てを捨ててまで守りたかったあいつも消えてしまった。
泣かせてしまったから。
僕が泣かせてしまったから消えたんだ僕が泣かせてしまったから…



顔を上げる。今度は灰色じゃなくて漆黒の世界。

あいつがいない。
こんな世界に意味はない


次の、雛見沢に


ああ僕も早く死にたいなあ…
















うはあ
なんだよコレ^^
ひぐ知ってても訳わからんよ
訳わからんのが大好きです











































あきゅろす。
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