ぽろぽろと落として無くしていくつも見失ってそれでも僕らは何かを探していてそれが何かかも判らないまま終わろうとしている。
枯れることば
突き付けられた無言がただ痛くて堪らなかった。
君だけが怖いと思っているのかい？それは大いなる間違いだ
僕だって怖くて堪らない
なんでって云ったって答えてくれないだろう
僕だってそんなことを聞く程もう子供ではないし、第一に聞かなくともそれくらい判るじゃないか
君はどれだけ勘違いをするだろう 僕は君のその表情に欲情できるぐらい君が好きだ 愛してあいして堪らないほど君が好きだ
心が離れてしまったなら構わない 僕の心は君から離れられないほどに依存してしまったけど
哀しいなんて馬鹿げてる
今更何を哀しむというのだこんなにも互いに好き合っているのに涙なんて流す理由はない
哀しい？ううん、淋しい
君の心が離れるときっと僕の心はカラカラに日枯らびてしまう 気持ちを忘れてしまうということだけど、それが何よりも 淋しい
だから
だから、
お願い
言葉をください
心に刻み付けて消えない言葉を
今だけ優しく後は消えてしまう言葉を
ねぇ
ねぇ？
最後の我儘だから
僕に言葉を。
優しくなんかできないできそこないの僕らの恋
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