どうしても眠たい授業では仕方ない部分もあるかと思いますが、ちょっと重要なお話があります。
先生によって数に変化があるものの、授業中に寝ている生徒はとても多いように思います。確かに毎日毎日勉強ばかりで疲れもたまっているでしょうし、仕方ない時もあるかと思います。
しかし、毎晩無理をしすぎているのでしょうか、毎時間寝ているような人を見かけます。また、内容はしっかりしている先生なのに、その授業を聞かずに爆睡している生徒もいます。
私自身も眠たくなってしまうことが確かに多かったので、その原因追及を考えてみることにしました。どうしてこんな大事な授業で寝てしまいそうになるのだろうかと自分でも不思議でした。
寝てしまうことの原因は大きく二つあることに気が付きました。それは『睡眠不足・疲労困憊のとき』と『苦手・退屈と感じるとき』です。受験勉強をしていくうえでこの部分の理解は非常に重要な気がします。
皆さんの中には、昨日はしっかり睡眠をとったのにものすごく眠たいという生徒がいるかと思いますが、それは脳がしっかり起きていないだけか苦手感・退屈感を感じているだけかのどちらかでしょう。
その自己解釈ができずに、『ただ眠たい時に回復のために寝る』みたいに考えていますと、予想以上に時間を無駄にしてしまいがちです。というのも、しっかり回復しているにもかかわらず睡眠してしまっているからです。
特に、苦手な授業、退屈な授業は聞いているだけでも苦痛に感じてしまいますから脳が拒絶反応を起こして、眠たくなってしまいます。
そして、毎授業(同じ先生の授業)寝てしまっているとそれが癖になってしまい、その先生の声を聴いただけで「グッスリ」なんてことにもなりかねません。
ですので、その対策としては『絶対受かる授業の受け方』を参考にして、毎時間起きておく癖を身に付けてみてください。睡眠不足でないのに授業を聞いていて眠たいということは自分の苦手科目の可能性が高いので余計寝てはいけない科目なのです。
これは自習の時でも意識してみてください。苦手な科目の勉強をするときには眠たいのに好きな科目の勉強の時には目が覚めるなんてざらにあります。このコントロールができていませんと大きなタイムロスとなります。
睡眠は重要ですが、時として大きな害となることもあります。普段の自分の生活を見直してみてください。自己分析ができる人は勉強がスムーズにできるはずです。