人間の集中力の限界はせいぜい50分とされています。中学・高校、それから駿台(小学校も?)では普通授業時間が50分になっていますから(一部の先生は除く)、本気を出していればフルで集中できる能力を皆さんは持っています。
小さい子供や、飽きっぽい人は集中力の継続が難しいようです。しかし練習次第でその時間はどんどん伸ばしていけますので、今の状況は全然心配しなくても大丈夫です。
自分の集中力の限界を知らないまま勉強を続けていますと、無駄な時間をたくさん作ってしまうことになりかねません。特定の科目が超好きなら話は別ですが。
真面目な人に多いのが、「何時間も継続して勉強してしまう」パターンです。一定の休憩をはさむことで脳をリセットさせて再勉強に取り掛かるほうがかえって有効です。
自分の集中力の限度を知ることができたら、今度は適度に休憩をはさむようにしていきます。私の場合は一回50分、ものすごく集中して密度を極限にまで高くして勉強し、そのあと5分間休憩を繰り返していました。
この際、集中した後に脳が拒否反応を示さないためにも別の科目をやることがオススメですね。数学の後は英語、その後は社会といったようにです。
工夫次第で同科目内でも表現を変えた勉強ができますのでいろいろ考えてみてください。そのほうが継続成功率は高く、効果が高いです。
せっかく休憩をはさんで集中力を高める工夫をしているのにゆっくりやっていては意味がありません。自分の中で必ず「これだけは絶対やる」といった目標を立て、達成してください。
自然と解答・暗記スピードが上がりますし、時間を意識して取り組むと本番対策にもなります。なんせ質を高める工夫を心がけてください。
自分の苦手な教科をする際にはなかなか集中力が長持ちしないときがあるかと思いますが、そんな時は簡単な箇所から手を付けていくとうまくいきます。