＊概要
かつて、大陸を統べた力ある大国があった。レン、すなわち王の称号を継承した青年はその時代の良き統治者として君臨していた。臣下や民にも慕われていた彼が、終わりの名を持つ少女に恋をしたことで、穏やかな日々は終わりを告げる。
――混沌、それは人の情であり
――慕情、それは時に悪であり
――悲劇、それは裏切りという
混沌に次ぐ混沌、王の死後の大陸は乱れ、地が隆起して城を覆うように深い山脈を作り上げ、ついに国を二つに分かった。
片や勇猛果敢な英雄を抱え掲げた旗には「ディト」の紋を
片や信心深きを良しとして掲げた旗には「ビエト」の紋を
乙女に心奪われて意を異にし、王を倒して是と為した。
レンの側近たちは大陸へ散らばり、いまや行方を知る者も無く、残ったのは一人きりの子供の手に残されたレンの紋章。
深い場所で目覚め、記憶は判然としない、シンに与えられていたのは城の中にある食料と着替え、魔法の知識。町に出ては迫害され心を閉ざした彼女は、とある町で今の大陸の情勢に疑問を持つ少女と出会う。
二つの国の争いに巻き込まれたシンは過去の確執を解きほぐし、王という自分の立場と向き合うことができるのか。
戻る。
[ｸﾞﾙｰﾌﾟ][ﾅﾋﾞ]
[HPリング]
[管理]
無料HPエムペ！
携帯モード]
[
URL送信]
