借り入れ件数について
金融会社が審査において一番重要視するのは、その人の現在の借り入れ総額ではなく、他社借り入れ件数です。
例えば、他社一件から300万円借りているAさんと、他社9件で総額50万円借りているBさんから融資の申し込みがあったとします。金融会社は、Aさんには融資可能だと伝え、Bさんには融資は無理だと伝えてくるでしょう。
これはなぜでしょう?
金融会社のAさんに対する判断
「他社が300万円も融資するくらいだから、その人は信用出来るのだろう。従って、我が社が融資しても問題は無い。」
一方、Bさんに対する判断
「一社から少額しか借り入れ出来ないということは、それだけ信用も低いのだろう。少ししか借り入れ出来ないから、何社からも借り入れしている。あるいは利子を払うために、他社から借り入れしているのかも知れない」
このように、そもそも金融会社は、他社で借り入れしている人を嫌う傾向にあります。
しかし、他社で借り入れのある人の融資を全て断っていたのでは、他社との厳しい生存競争に勝ち抜いていけません。
そこで、各金融会社は[他社の借り入れは○件までならOK]という社内規定を作り、規定の範囲内において、他社での借り入れがある人の融資も行っているのです。
例えば、他社で4件借りている人が、[他社の借り入れは2件まで]という社内規定の金融会社に融資の申し込みをしても、審査には通りません。
当然のことですが、他社で4件借りている人は[他社の借り入れは4件まで]、あるいは[他社の借り入れは5件まで]という社内規定の金融会社に融資の申し込みをするのが、一番審査に通りやすいのです。
現在の自分の借り入れ件数を考慮し、融資を申し込む金融会社を選ばなくては審査には通りません。
※融資可能な借り入れ件数は、あくまでも目安であり、個々の状況により、融資可能かどうかの判断は変わってきます。
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