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なんで、
マスターのことこんなに好きなのに。
誰にも負けないのに。
いつになったら僕を見てくれるの。

僕じゃ駄目ですか

「マスター」
「ん?どうしたの?」
「好きです」
「あ、有り難う」


この繰り返し。
僕はマスターが大好きだ。愛してる。これ以上にないぐらい。
なのにマスターは苦笑いを浮かべて有り難うって言って、それでおしまい。

僕は『私も好きだよ』

この言葉を聞くまで問い続けた。
だけど一度もその言葉を聞いたことがない。
マスターは僕のこと嫌い?

「マスター、好きですよ」

必死にマスターの服を引っ張った。
こうしないとマスターは僕のことしっかり見てくれない。

「うん、わかったって」
「そうじゃなくて」
「レンおかしいよ?一回離して…」

マスターは困ったように無理やり僕の体を引き離した。
やっぱ僕のこと嫌いなんだ、そうなんだ、

「やだ、あ、ああ」

じゃあマスターは他の人が好きなんだ。

きっと僕がマスターのこと好きなようにマスターも誰かのこと好きで、

だれ?

カイト?ミクオ?ミク?リン?メイコ?ハク?
ネル?テト?カイコ?メイト?アカイト?サイ?
ズミ?デル?ミル?キク?レム?ペケ?イク?ニク?メテ?帯人?迷子?

僕の以外の人のこと考えるマスターなんて嫌いだ

変だ

僕はマスターのこと好きなのにマスターは僕じゃない人を好きなんて

変だ、おかしい

こんなのマスターじゃない

「離してってば」

「やだ」

「え?」


マスターの表情が一変。
僕はマスターの腕をしっかり掴んだ。

「い、痛い」
「マスター、なんで嫌がる、の」


マスターは空いていた左腕で必死に僕を引き離そうとしていたが、僕は両手でマスターの腕を更に強くつかむ。

「やだ、やだレン」

僕は爪を思いっきりマスターの肌に立てた。
マスターが悲痛な声を漏らして体が揺れる。
お構い無しに僕は爪を立てた。
深く、強く、突き抜ける勢いで。

「いや、あ、痛い!痛い!」
白い肌に赤い血が目立つ。ついには足元まで落ちたマスターの血が勿体無いようにも思えた。

でも、今のマスターは僕のことを必死に見つめてる。
うれしい、うれしいのに

なんでマスターは泣いてるの

「やだあああ、痛い!すごく痛い!やだやめてお願い!」
「なんで、なんで」
「レンお願い、やめて、い、たあ!」



マスター

やっぱり僕じゃ駄目?


⇒おわり

_________

レンきゅんでいいよ(´Д`;)とかPCの前で呟いた俺自重。
ヤンデレになれてるかよくわからないんですが、こんなものになってしまいました(´・ω・`)
申し訳ない。
あと、カイト?ミクオ?とか、そこら辺スルーの方向でよろしくお願いしますwwww←

こんなのでよかったら受け取ってください!
相互ありがとうでしたー!






あきゅろす。
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