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例えばだ、 たとえば お前がこうやって俺に触れてくる理由なんていうのは分かりきってるんだ 優しく 優しく髪を撫でる意味は 温もりが恋しいからだろ 俺の手を握るのだって あいつの手を思い出してしまうからだろ 庇おうとするのは 俺が大事なんじゃ、なくて 俺を大事に思ってくれるあいつが大事だからだろ 「ごく、で ら」 呼んだって振り向いてくれないじゃないか 「ごくでら、」 いくら呼んでも お前は側に来てくれないじゃないか 俺には見せない優しい顔で あいつと楽しそうに話すお前に きっと俺の声は届かない 「… 、」 声に出さないように細心の注意を払いながら そっと唇で形取った言葉はやっぱり届かない(当たり前だ声を発してないんだから)(矛盾、してる) 何度も 言おうと思うんだけど 何度も伝えてるつもりだったの に、 あいつがいないときのお前は 俺にあんなに優しいのに それこそ すきに、なってしまうほど すき すき、すき すきすきすき、 「おら!10代目がお呼びだぞ野球馬鹿!」 苛立ちを含んだ言葉も 刺すような目線も 決して名前を呼ばない事実も 「ん、」 俺の心臓、ぶっ壊すのには十分過ぎる理由だけど 「今いく、ごくでら」 俺が お前の名前を何度も呼ぶ理由を どうか 気付いて、 (重ねてでも 愛して下さい) ツナをすんごく好きなごきゅをすんごく好きなたけしをすんごく好きなツナの三角関係(^ω^)w 誰も報われない恋好きです＼(^O^)／← 080302  [HPリング] [管理] |