どうしようもなく君を愛しいと思うときがある いつもの自分とは違って、なんだか相手をじっと見つめて、腕を伸ばし、その胸に頭を預けたくなる きっと、それは、どうしようもないことなのだ。 だから、素直になることにした 「新一?」 君を愛しいと思うとき 自分の心を開けばいいんだ そしたらすんなり、言葉は流れ落ちて、全てが優しく見えるから 「愛してるよ、快斗」 とくとくと鳴る胸に頬を擦り寄せ、頭上にあれ驚いた顔して赤く染まっていく頬に口付けた ねぇ、 どうしようもなく、僕は君を愛してる ずっとずっと、こうしていよう 幸せそうに笑った快斗に 今度は深く、と目を閉じた [グループ][ナビ] [HPリング] [管理] |