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つぎに「くる」と言われ続けて10年の万年初版作家・青田耕平は小学生の息子と二人暮らし。

将来への不安は募るばかりだが、ついに直木賞候補に選ばれる。

周囲の変化に戸惑う耕平。

だが一方で3年前に不可思議な交通事故で死んだ妻を忘れることができない。

「あれはほんとうに事故だったのだろうか」。

寂しさから逃れられない父と子がたどり着いた妻の死の真相とは。

変わりゆく親子の変わらない愛情を描く、感涙の家族小説。

家族の愛情が孤独な魂を包み込む渾身の感動対策。


あきゅろす。
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