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インテル苦難の歴史A

 インテルの悪しき時代、大きな問題点はなかなか固まらないチーム構成にあった。そこには数々の問題が挙げられる。
@マッシモ・モラッティ会長
 断っておくが、私はモラッティが大好きだ。戦犯にするのは本意ではないのだが、彼のファンタジスタ好きがチームに混乱を与えたのは事実だと言わざるを得ない。毎年の様にビッグネームを獲得し、毎年の様に監督を代え、結果として毎年の様にチームが変わる。フレッシュな空気は必要だが、そんなレベルではなかった。無用な補強はベンチ要員とレギュラー陣、スタッフとの軋轢を生んだ。セルジオ・コンセイソンやアンディ・ファン・デル・メイデなど鳴り物入りで入ったものの、活躍出来ずにチームを去った選手も多かった。また、人の良いモラッティはインテルに造詣の深い人物を好んでスタッフに)迎える為、必ずしも経営手腕に長けた人物ばかりでもなく、彼ら全員の意見を聞いてあげちゃう為、補強戦略も一貫性の無いものに終始した
A代わり続ける監督
 勝利を義務づけられたチームでありながら、勝利できない。この状況が、監督をサポーターからの重圧を加速させる。経営陣も結果至上主義と化しころころと監督を代える為、チームの継続性は皆無。個人技だけが頼りの状態だった。2000年代前半は『戦術ヴィエリ』といわれるほどであった。(とりあえずヴィエリにロングボールを入れていた。でも、きちんと結果は残すんだけど。)当然システムもころころと変わり、チームとは言えないレベルだった。
Bチーム意識の無さ
これも@Aと本質は同じ。チームの構成が目まぐるしく変わる続くと、チームは空中分解の様相を呈してきた。

他にもいろいろ理由があったが、大きくはこれらが原因と言えるだろう。




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