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イケメン・ロナウド君の成長
 デイヴィット・ベッカムと入れ替わりでマンチェスター・ユナイテッドに加入し、背番号7を後継したクリスティアーノ・ロナウド。若きポルトガルの象徴だ。彼の端正な容姿も手伝って、サッカーをろくに知らないニュースキャスター達は、『ベッカムの後継者』などとはやし立てたが、プレイスタイルの違いは明らかだった。  ベッカムと間逆で、縦のスピードとドリブルでの突破が魅力の選手だったが、若さ故か余計な仕掛けが多く、止められると逆にピンチを招くことも少なくなかった。ちょうど悪いときのホアキンのように。  数年前まではヤンチャが直らず、婦女暴行の容疑をかけられたり、スピード違反をやったりと、ピッチ外での不祥事が目立った。  しかし、W杯が近づいた辺りから、そういった雑音も消え、プレミアの水にも慣れたのか絶妙なタイミングで仕掛けることを覚え、引き際も覚え、いまやヨーロッパトップという褒め言葉も、別段大袈裟には感じない。まだ若く希少なウィンガーであることからも、恐らく現在一番高値の付く選手ではないだろうか。  W杯でルーニーと一悶着あった後もうまくやれていることも、彼らの成長を感じさせる。この二人、いいライバル関係を保てているようにみえる。互いが成長著しく感じるようになったのも、ルーニーの入団と頃を同じく感じるのは気のせいか。この二人のいるマンチェスター・ユナイテッドは強く、前途は明るいだろう。彼らがCFタイプ・即ちファン・ニステルローイの代役を早急に見つけられれば、だが。


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