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インテルの苦難の歴史@
 インテルの苦難の歴史は永いものだった。私のインテルへの愛情が揺ぎ無い物に変わったのは、確かロベルト・バッジョが入団した頃だった。そこから先は一度たりとも、他のチームに心変わりしたことは無い。  当時のインテルは(というか、つい一昨年前くらいまでは)負の連鎖ともいえるものに悩まされていた。当時インテルは夢のスリートップと銘打ち、バッジョ・ロナウド・ヴィエリという夢のトリオが形成されるはずだった。  しかし、これは夢物語に終わった。このトリオが揃ったのは、私の記憶が正しければ一度だけだ。三人とも怪我に悩まされた。もっともバッジョだけは怪我だけではなかったが。  バッジョはドイツW杯の優勝監督・インテリスタの天敵・マルチェロ・リッピとの不仲に悩まされた。シーズンの大半はベンチで過ごすことを余儀なくされたが、たまに主力の怪我などで出番が回ってくると、しっかりと仕事をした。退団直前、パルマとのチャンピオンズ・リーグを賭けた戦いで、スーパーゴールを決め、CL進出を決めたのはあまりに有名な話だ。そして、その後バッジョを退団により失った我らがインテルは、チャンピオンズ・リーグ予備戦で敗退した。  シーズン中の成績は燦燦たるもので、CLにはプレイオフで出場できたが、優勝戦線には全く加われなかった。前述の三人の怪我のみが不調の原因ではない。他にもヘリコプターと呼ばれたイヴァン・サモラーノや、ご存知エル・チーノことアルヴァロ・レコヴァも前線に控えていた。FW同士の補完性も悪くない。では、何が原因だったのか?リッピとバッジョの確執や、それ以前からチームの構成がコロコロ変わるのが原因だったのではないか。


あきゅろす。
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