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マンチーニの言い訳 <12.17>

インテルのロベルト・マンチーニ監督が、「親善試合のような大会で、ミランやボカのどちらが優勝しようが興味は無い。」とコメントしたのを受けて、A.C.ミランの一部のサポーターが憤慨、17日早朝、インテルの本部前で優勝トロフィーを模った模型を掲げて優勝を祝った。これを受けマンチョは『ミランとアンチェロッティに敬意を表したい。親善試合などとは決して言っていない。ただ、一発勝負の昔の形式の方が面白かったけど。』という内容のコメントでお茶を濁した。
 クラブ・ワールドカップは日本人としては最高のお祭り騒ぎだろう。その本質は、トヨタカップから変わってはいない。しかも、今回は浦和レッズという自国のチームも参戦している。盛り上がらない筈は無い。
 しかし、ヨーロッパ人の反応の本音は、マンチーニの発言にやや近いのだろう。彼らはチャンピオンズ・リーグこそが世界最高を決める大会だと自負している。この大会に勝ったチームが世界最強かはともかく(運もあるし)、勝ち抜いたチームが世界最高水準に達していることは紛れも無い。嬉しい反面、浦和が世界3位だと思っている人間は、さすがに日本人でもいないだろう。
 要は、フェスタ。お祭りなのだ。こういった気分をマンチーニは親善試合と要約してしまった。やっかみも少なからずあったはずだ。愛するインテルの監督に(勝手に)成り代わり、気分を害したミラニスタやレッズサポーターに対し、謝罪をし、敬意を表します。


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