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SONG
○アシンメトリー
作詞・作曲: 徳堂智彦 編曲:indigo giraffe

狂いたいから悲しみと一握りの薬と君の体液を 
僕に 夜の闇は全てが蟻で 正義や虚飾を食いつぶして
育って

君の笑顔なんていらないし 君の慈しみもいらないさ
魂と感情のすべてを 捧げるように僕にくれよ
それでももし君が望むなら この絶望さえもあげるから
そうしたら多分僕は死ぬけど 髪を抜いて持っていてくれれば


手を伸ばす蟻の向こうへ伸ばす地球の裏側へ
そして君の 短い髪
美しい何よりも美しいあの夢を見させて
十二月の 恍惚を

僕が歪なのは分かるだろ 分裂してるのは知ってるだろ
君を愛することも痛みで その傷も美しいと思う
それでももし君が望むなら そんな美しさもあげるから
そうしたら多分僕は死ぬけど 爪を剥いで持っていてくれれば

君の幸せなどいらないし 君の優しささえいらないさ
悲しみと欲望の全てを 追いすがるように僕にくれよ
それでももし君が望むなら この絶望さえもあげるから
そうしたら多分僕は死ぬけど 髪を抜いて持っていてくれれば



○檻の鼠
作詞・作曲: 徳堂智彦 編曲:indigo giraffe

夜が明けて 外は雨です 鈍い幻想に浸って 世界を変えている
檻の鼠 檻の鼠 君の美しさだけは 残し残していたいよ

消えてしまう それだけ 俺も似たようなもので 惨めに揺れる

時が経って 外は雨です 眠れなかった瞳が 部屋を乾かしている
檻の鼠 檻の鼠 君が美しいと思う 俺は狂っているの?

忘れてしまう それだけ 夢の幸福も嘘も蒼いキスも

「絶望の底と希望の頂点って 結局同じとこにある気がするの」
君はなんとなく そう言った 僕の救いは そこにあった

無くしてしまう それだけ 君の愛も幸せも指の形も

「絶望の底と希望の頂点って 結局同じ所にある気がするの」
あの言葉を 囁いて あの言葉を 囁いて



○眠りの前に
作詞・作曲: 徳堂智彦 編曲:indigo giraffe

終電と 俺の眩暈 アルコール 引き裂いて
君が憎くて 彼女を愛す 君を殺して 彼女を愛す


駆け抜けた日々は 青 幻想だと知って追いかけていた
毎晩空に光る 輪を くぐりぬけて首を吊ってしまいたかった



坂道と 彼女の眩暈 淡い香水 血の匂い
汚してから 指を舐めて 笑ってから 舌を噛んだ


血が沸騰するほどに 青 詩的とはとても言えない夜まで
はしたなくてろくでなしな 愛を 詰るように足組んで煙を吐いた



駆け抜けた日々は 青 幻想と知って追いかけてた
毎晩夜空に光る 輪を くぐり抜けて首を吊ってしまいたかった


蒸し暑い冬 コインロッカー 下水道で 天使がファック
もう一度 触らせて その頬に 眠りの前に




○サーアロップ
作詞・作曲: 徳堂智彦 編曲:indigo giraffe

良く晴れた冬の枯れ葉の道と裸の木澄み渡った刃のような風が好きだった

今更になって許されようなど 群れからはぐれた渡り鳥の末路

夢のような話 誰かを愛せるなんて

破られた虚勢 失って君は笑う 笑う 笑う
薄い深夜の果て 蒼い目に僕は叫ぶ 叫ぶ 叫ぶ 叫ぶ





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