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騙して諭して甘やかす
いいか、お前に俺は貫けない
余裕屋の彼等は昼寝に夢中
スキにも形はありますか
鉄柵が牙を剥く
まぶたのうらがわ
ほどけたマフラー
数えたら溶けて消えます
三つ目の鍵は僕の秘密
くらいつくすまえに、どうか、




向かい合う(影を重ねてあなたは笑った)
突き放す(ひどく傷付けた瞳が痛い)
過ぎ去る(手の感触すら、もう、)
開け放つ(空だけが何も変わらないなんて)
縫い付ける(届くように、ひたむきに。)
聞き入る(あのひとは低く低く語り、)
話し始める(わたしは昔を思い出していた)
打ち負かす(君の泣き顔は結構可愛い)
食べ終わる(ごちそうさま、の、口元。)
受け入れる(好きだということを。)




桜が咲いたらなんとやら
この日を待ちわびたよ、先生
これが最後の戦いだ(いざ、職員室へ!)
仰いでみたらそれなりに尊く思えるような、
くるおしい日々にサヨナラ
僕しか知らないことにして今日も君と嘘をつこう
嫌いだ、の、一言が欲しいだけ。
結果としてはそういうことになってしまいましたが
結論からいえば整理はついておりません
迷子のように笑ってみれば君はくしゃりと笑い泣く




常時偏屈な少女のノーマルな恋のはじまり
魔が差したとかいうレベルじゃない
幸か不幸か今日とて不幸
振り回されているのは単なる趣味です!
ややこしいあの子との円滑な付き合い方
あくまでも愛にあふれた悪意
どうして同じだって言い切れるの
それでも、ともだちでいたがる
野ばらは実らぬ夢を捨て
至極普通な青年のアブノーマルな恋の結末







あきゅろす。
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