バレンタイン
「リウ・シエン…これを」
「あれ?レン・リイン…これってチョコ?」
「よかったな」
「うわ!アレク!!」
「じゃあな」
「ま、待ってくれよ!」
「ご、ごめんなさいリウ・シエン…」
「いや、大丈夫…チョコありがとう」
「はい、アレクさんに『そのチョコは義理だから』って言っておいて下さい!」
「そうハッキリ言われると何か複雑だけど、わかった」
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「待てよアレク!」
「……」
「あれは幼馴染み間の義理だって…アレクだってマリカに貰っただろ?」
「それは、そうだけどよ…」
「ん?…あれ…それ、何?」
「こ、これは何でも無い!」
「……ちょうだい?」
「に、ニヤニヤしながら近寄ってくんな!」
「くれないとキスしちゃうよ?」
「う……ほら…」
「ありがとーアレク!」
「んっ!お、お前!!//」
「ごめんごめん、嬉しくてキスしちゃった」
「ば…バカじゃねーの!//」
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