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大庭寺 
製作年 大正12年製作(1923年)
大工 朝代市松(朝市)
彫師 一元林峰
纏 琵琶を模った纏頭に黒シャクマ、馬簾なし
交差旗 表:白橙色地で「寿」の字の金刺繍に「大庭寺」の文字の金刺繍
裏:白橙色地で三ツ盛剣花菱亀甲紋(弁財天紋)の金刺繍に「大庭寺」の文字の金刺繍
町名旗 表:臙脂色地で上部に桜紋(多治速比売神社社紋)と三ツ盛剣花菱亀甲紋(弁財天紋)の重ね金刺繍と下部に「大庭寺」の町名の金刺繍
裏:白橙色地で上部に桜紋と三ツ盛剣花菱亀甲紋の重ね金刺繍と下部に「大庭寺」の町名の金刺繍
宮入(氏神) 多治速比売神社
工務店 小松工務店
寸法 長さ:413.6p
高さ:377.5p
大屋根幅:234.8p
小屋根幅:224.3p
台内:115.2p
詳細 大庭寺(おばでら)は元・福泉町の一部で、氏神も荒山宮・多治速比売神社であるが、祭礼は美福連合祭礼に参加。
町名由来は古代に大庭氏が居住しており、地名は地内の来迎寺が大庭寺と呼ばれた事に因み、鎮守の厳島神社は明治40年に多治速比売神社に合祀される。
現地車は元・岸和田市大工町の岸和田型地車で大屋根は切妻型。
大工町に於いて、大正8年に売却された先々代地車を見本とし、二段見送り、彫刻図柄も先々代を世襲した地車であり、大工は南町に在住していた「朝市」こと朝代市松、彫師は関東彫・一元林峰。
大工町地車新調により購入し、堺市西区草部の大工、小松工務店(棟梁・小松宏行)の手により、大改修を受け、鬼板には獅子噛、番号持ちに合祀される前の厳島神社に奉られていた「弁財天」を配し、纏は弁財天が演奏していた琵琶、殿纏、町名旗頭に琵琶の撥を配し、又、法被の背中紋、町名旗の刺繍には「弁財天」の紋、三ツ盛剣花菱亀甲紋を配して、平成24年4月29日に購入入魂式を行った。
先代地車は昭和8年に泉大津市豊中町より購入の大阪型上地車で、明治20年代から大正初期?に掛けて製作され、大工は「大佐12代目」川崎宗吉、彫師は彫又一門。
昭和30年代から40年代迄曳行休止し、昭和50年代から神輿地車を曳行するも、隣町、太平寺の地車曳行復活に影響を受け、昭和60年、池内工務店にて修理し、地車曳行復活し、平成12年、小松工務店にて折衷型上地車に大改修される。
現地車購入に伴い、平成23年10月23日昇魂式を行い、藤井寺市大井に売却す。


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