[携帯モード] [URL送信]

片蔵 
製作年 製作:大正9年(1916年)
大工 久納久吉(久吾)
彫師 一元林峰
纏 円形三面金色に十六菊紋の下に白地長方形三面に黒字で「片蔵」の町名に周りに金の金具の額囲いの纏頭と白色地で上部に黒字で「片蔵」の町名と下部に黒色線二本入った馬簾。
交差旗 交差旗 表右:紺色地で横に「片蔵」の町名と真ん中に十六菊紋の銀糸の刺繍
表左:紺色地で横に「片蔵」の町名と真ん中に桜紋の銀糸の刺繍
裏面:紺色地で中心に円囲いで「片蔵」の町名紋と「片蔵」の文字の銀糸の刺繍
町名旗 町名旗 白地で上部に十六菊紋と桜紋との合わせ桃色糸の刺繍と下部に「片蔵」の町名の桃色糸の刺繍
宮入(氏神) 桜井神社
工務店 地車製作隆匠
寸法 長さ p
高さ p
大屋根幅 p
内幅 p
重さ t
詳細 片蔵は豊田や栂より上手に位置し、上神谷郷の総社で国宝拝殿等、由緒ある桜井神社が鎮座している宮本の町で、宮入は宮壱番であり、他四町を迎えた後、再度宮入する。
かつては片蔵釜室村であったが、元和7年に分村される。
現地車は大正9年に岸和田市大北町地車として新調された岸和田型地車で、大屋根は切妻型。
大工は「久吾」こと久納久吉、幸三郎兄弟で、この地車が出世地車となり、初めて小屋根化粧垂木を三段扇垂木に組んだ地車であり、台木は大北町先々代地車を世襲し、彫刻が施されており、彫師は関東彫、一元林峰で、腰周り彫刻図柄は「太閤記」統一彫、見送りは「越前北之庄落城」が配されている。
大北町が地車新調により平成23年10月23日昇魂式後、購入し、大工「隆匠」こと田中隆治の手により改修を受け、大北町時代の台木の彫刻、番号持ちの「お多福」も世襲され、新たに彫師「賢申堂」河合申仁の手により彫り直され、平成24年7月8日に購入入魂式が行われた。
先代は平成3年9月11日に新調入魂式を行った折衷型上地車で大屋根は切妻型であり、大工は池内工務店初代棟梁「大福」池内福治郎、彫師は富山県井波の野原湛水で、現地車購入により、平成23年10月30日昇魂式を行い、和歌山県橋本市古佐田に売却。
先々代は住吉型上地車で平成3年、先代地車新調の為、東大阪市大蓮南に売却され、 改修を重ねた為、現在、片蔵地車時代の原形を留めていない。


あきゅろす。
[グループ][ナビ]
[HPリング]
[管理]

無料HPエムペ!