≪はじめに≫ ここでは逆ハーレムの意味と、勘違いされやすい設定用語と意味の違いについて説明したいと思います。 ※初心者向けですので、全ての違いを理解している人は閲覧不要です。 〇逆ハーレムの意味〇 その名の通りハーレムの女バージョン。男一人に対して女複数がハーレムで、女一人に対して男複数が逆ハーレム。つまり、一人の女が複数の男に囲まれるモテモテウハウハ状態のことです。略して「逆ハー」。 〇勘違い注意〇 ▼逆ハーって、複数の攻めに対しての一人の受けの事だと思ってました →それは総受けと呼ばれるものです。BL(ボーイズラブ)で用いられる用語。立場的には逆ハーと似てますが、あくまで男同士でのモテモテ状態です。 ※基本的に「受け」「攻め」等の単語を用いるのはBLです。 ※間違った使用例 『男の子の総受けはダメだけど、女の子の総受けなら好き』 ―→言いたいことはなんとなく分かりますが、用法的に間違ってます。 ・男の子が総受け⇒○ ・女の子が総受け⇒× ※わざわざ「受け」と言わなくとも、女性が受身なのは一般常識として認知されています。つまりこの場合、ニュアンス的に『後で悔やんで後悔するなよ!』と言っているようなもの。「その言い方のどこが変なの?」と思った方は、もっと国語力を鍛えましょう。 ※追記 『頭の頭痛が痛い』『白い白馬から落ちて落馬した』『食事を食べる』『落雷が落ちた』『右に右折』『骨折が折れた』『女の婦人』等々、上記同様の有名表現どころです。 これならどこが変なのか、わかりやすいでしょうか。 ▼逆ハーって、受けと攻めが逆になることなんじゃないでしょうか →それはリバーシブル(略してリバ)と呼ばれるものです。これも主にBLで用いられる用語。たまに男女カップルでも使われることがありますが、ほんとにごく稀。使用頻度の95%(統計基準は不明)以上はBLとみて間違いないかと。 ※人によってはカップリング次第で好き嫌いが別れるので注意が必要。 ▼逆ハーって、男性キャラが女になってモテることでしょ →それは逆ハーの前に、まず女体化(にょたいか)という設定が根本にあります。主に二次創作で用いられる用語と設定。オリジナル(漫画・小説・ゲーム等の原作)での男性キャラを女性化してしまうことです。 ※女体化キャラが複数男性からモテまくれば、それもまた逆ハーにあてはまります。 ※女体化の理由として @男女カップル派だけれど、その原作内に好きになれる女の子キャラがいない Aけれどドリームは嫌い Bオリキャラも邪道 Cあくまで原作に登場するキャラだけでカップルを作りたい ―→等々、このような理由から男の子キャラ(受け系)の女性化に至ります。 ※女体化に至る精神心理には、BLではなくノーマルカップルにしたいとの願望からなると思われ「女体化好きは、や〇い好きではない」ということを主張しているとも。 ※ちなみに、女体化の設定的に T.デフォルトで女性設定 U.↑で更に表向きに男装している場合も V.怪しい薬や性転換で男から女に変わる …等があります。 ※女体化は人によって好き嫌いが激しく別れ、趣向の主張は大論争になる恐れがありますので、慎重な注意が必要です。 〇結〇 以上、ここまで長々とお疲れ様です。 これで逆ハーレムと他の設定や用語の意味の違いが理解できましたら幸いです。 [戻る] [グループ][ナビ] [HPリング] [管理] |