□ 基本用語 □ 技の分類 □ 接頭語 □ 接尾語 □ 記号 □ 代表的なペン □ 補足 □基本用語 ■ペン回し ・ペンを回すこと ・指のジャグリング ■ペンスピナー ・ペン回しをする人物を指してこう呼ぶ ■キャッチ ・2本の指でペンを挟んでいる状態 ・回転しているペンの動きを止める事 ・キャッチを以て技の終了、成功と看做す ■回転数 ・技名の前に付加し、その技が基本となる技を何回転させたものかを表す用語 ■軌道 ・技に於いてペンの動く道筋の事 ・軌跡 ■指番号 ・指を番号によって表現する記法、またはそれによって表現された番号 ■修飾語 ・接頭語、接尾語の総称。技名の前後に付加し、元の技からどのように変化した技なのかを表す用語 ・修飾語の順序には一定の規則がある ■接尾指番号 ・既存の技に対し、キャッチする指が異なる変形技を表現する為に技名の後に付加する指番号 ・[技名]##-##の形で表記し、##にはそれぞれの開始時の指とキャッチに使う指の指番号を当て嵌める ■変形 ・回転する場所が違う等、定義から外れない範囲で軌道等が本来の形と異なっている技 ・キャッチする場所が違う等の場合は接尾指番号を用いて表す事ができるが、これも広義の変形と言える ・技名の前に付加し、接頭語的に用いられる事もある ■mod ・modificationの略 ・ペンの名前の後ろにつけてそのペンに改造を加えた事を表す □技の分類 ■系統 ・ペン回しの技の分類法 ・技のそれぞれを基本となる技の派生と考える ・単純に系とも言う ■トリック ・技、特に単体技の事 ■コンボ ・連続技、合体技の総称 ■フリースタイル ・コンボの発展 ・トリックやコンボを自由に組み合わせ、演目のように構築する形態 ■合体技 ・2つ以上の技をキャッチせずに行う技 ■連続技 ・2種類以上の技を連続して行い、一つの流れとしたもの ■空中技 ・空中で半回転以上回る技 ・通常、空中技はペン回しには含まれない ■CW combo ・Clock Wise comboの略 ・ペンの動きがほとんど、右回りになるフリースタイルのことを表す ■CCW combo ・Counter-Clock Wise comboの略 ・ペンの動きがほとんど、左回りになるフリースタイルのことを表す ■2P2HCombo ・2つのペン(Pen)と両腕(Hand)で行うフリースタイル □接頭語 ■アクセル ・回転数を表す接頭語に付加し、更に0.5回転多く回す技である事を表す用語 ■キューブ ・1.1.1-スプレッドトリプルの異称 ・一つの技を3回連続して回す合体技を表す用語 ■コンティニュアス ・その技を2回以上連続技として繰り返す事を表す用語 ■シメトリカル ・その技に対して対称の軌道を描く技である事を表す用語 ■スキップ ・軸として指を2本以上使う技(複数の指を跨ぐ技)である事を表す用語 ■スクエア ・1.1-スプレッドダブルの異称 ・一つの技を2回連続して回す合体技を表す用語 ■スプレッド ・ノーマル系、ガンマン系の1回転のトリックのみで構成される合体技を表す用語 ■スリップト ・技の途中にフェイクトソニックを挟む技である事を表す用語 ■ハーフ ・回転数を表す語の一つ ・元の技の半分の回転数である事を表す ■ハーモニカル ・その技の順回転と逆回転を交互に行う連続技である事を表す用語 ■フェイクト ・その技の軸の移動をなくした技である事を表す用語 ■フルーエント ・一つの技を軸指を変えながら連続して回す技である事を表す用語 ■マルチプル ・多回転(1.5回転以上)である事を表す用語 ・特定の技を表すのではなく、会話等で便宜的に用いられる ■ムーンウォーク ・その技に対して回転と移動の方向が逆の技である事を表す用語 □接尾語 ■リバース ・ある技の逆回転の技である事を表す用語 □記号 ■[技名]⇒[技名] ・2つの技が連続技の関係で繋がっていることを表す ■[技名]≫[技名] ・2つの技が合体技の関係で繋がっていることを表す □代表的なペン ■Com-ssa ・韓国を中心に、世界中で幅広く使われているペン ・「コムサ」「コムッサ」と発音する ・コンピュータサインペンを双頭にし、anyballのグリップを切断してキャップに付けると出来上がる ・上記のペンは両方とも韓国のDong-aの製品 ■Dr.Grip ・日本を代表するペンの一つ ・重くて安定し、改造もほぼ不要であるため初心者に最適 ・中の鉄心は抜いて使用することが多い ■PLAYCOLOR2 ・日本を代表するペンの一つ ・キャップを継ぎ足して使用されることが多い ■R.S.V.P ・アメリカを中心に、世界中で幅広く使われているボールペン ・そのままでの使用は困難であるため、改造して使われる ■Very楽ボ ・日本を代表するペンの一つ ・主にキャップを後ろに付け替えて使用される ・改造法として、楽ボSGや楽ボG3などがある □補足 ■合体技と連続技の違い ・合体技…最初の技以外の技を弾かずに回す (例 スクエア) ・連続技…それぞれの技の始めに弾いて力を与える (例 コンティニュアス) ■指番号 ・1…親指 ・2…人差し指 ・3…中指 ・4…薬指 ・5…小指 ■回転数の表記 ・0.5…ハーフ ・1.5…シングルアクセル ・2.0…ダブル ・3.0…トリプル ・4.0…クアドラプル ・5.0…クウィンタプル ・6.0…セクスタプル ・7.0…セプタプル ・8.0…オクタプル ・9.0…ノナプル ・10.0…ディカプル ■修飾語の順序 ・ハーモニカル>指番号>フルーエント=スプレッド=コンティニュアス>スリップト>スキップ>ムーンウォーク>シメトリカル>スクエア=キューブ>回転数>フェイクト>[技名]>リバース の順 ・技によってはこの規則から外れる事もある ・スリップト/ムーンウォーク/シメトリカルはフルーエントの前に来る事がある ■RSVPの改造ペンで有名な5つ ・RSVP V1…ペン尻に穴を開け、軸を反転させて、クリップを折り、キャップを後ろに付けたもの ・RSVP V2…V1のグリップをはずし、HybridGelGripもしくはHybridFine0.6のチップとグリップを付けたもの ・RSVP MX…V2のキャップの中にRSVPのグリップを入れたもの ・RSVP MMX…MXのグリップをG2本体に変えたもの ・RSVP AMMX…MMXの先端に半分にしたAnyballのグリップを付けたもの 参考資料:PenSpinningWiki |