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そう、だって甘い言葉は死の呪文


悔しければその靴をお舐め

ヴェール越しの笑みは滑稽に歪む

わたくしは優しくなどないのです

そうありたいとは、思っていますのよ

背の君よ、名は何と申す

お待ちになってマイプリンス

カボチャ馬車の憂欝徒労

硝子の指輪を愛でられる、あの少女になりたかった

お家のお外のスモールワールド

ちっぽけね

ダンスも踊れない貴方を好きになった

抱き締めるならばいっそ息の根をとめてしまうほどの強さにしてね

君なら好きになってくれても構わないが

馬鹿おっしゃい、誰がおまえなどと恋に落ちるものですか

失言、お許しを

たかが恋に恋した恋愛ごっこ(しかしどうして日々このように、胸は苦しさの体積を増してゆくのか)

所詮は悲劇の一旦に過ぎず

男を馬鹿にするのもいい加減にしておいた方がよろしいかと

あら、そう、胸に留めおこうかしら

貴方がそうしろと仰ったんですよ、レディ

よく似合ってるよ、頭の足りなさそうな具合がなんとも言えない

君さえ居ればこの身ひとつで何処へでも

いつ何時も貴方を忘れることはありませんでした

恐るるは明日ではなく愛の終わり

跪くなら笑ってあげる

貴方の心臓はいかほど？

宝石ほどの価値もない台詞

嘘でいいから、愛していると言ってみて

虚しくなんて有りはしないの

(愛しくなんて、有りはしないの)