当て逃げご用心
私の中に正しい言葉なんてなかった
ガールズシークレット
この惑星は、いつだって僕らを置き去りにして廻るんだ
言葉が紡がれるほどに増長していく不安の行き先

ハグしてキスしてラブアンドピース
わたしたちのてのひらはさよならのためにある
抜いた刀の還る場所
もどかしくて、焦り焦れり
恋するあの子の目が嫌い

生きる、とは貴方の隣で呼吸すること
肩の傷口、熱と情
ただひたすらに切れ味の悪い爪先
存分にお試しあれ
ああ、日々忘れ行く貴方の全てよ

抱いててね、あと少し、この不安が過ぎ去るまで
悲観的な彼女と批判的な僕
消灯時間は過ぎました
そこには貴方も私も居ない
紫外線は眼球から侵入する

ゆびきりは無価値
愛なんてもの初めから存在していなかったの
素直さは時として刄に換わる
嘘を並べて築いたお城
いつわりがわたしをのみこんだ

唯一で無二
信じれば救われるだなんて大嘘
すき、きらい、どちらでもなくて、うそ、ほんと、どちらでもあること
薄れたのは感情、慕情？
ねえ、本当に出会えたことに意味はなかったのかな、

今もしも天使が目の前に現れたとして、きっと私はそいつの羽をむしりとってしまうことだろう
さよならベイビー、恋人ごっこはお開きです
甘いラブストーリーは最初から論外だった
ふしだらって言わないで
原産地は脳内、恋麻薬の常習犯は私です

錯覚が終わりを告げました
視力低下による未来への不安は、いつからかその数値に現れていた
愛しさの延長戦
僕らの夢は夢に近すぎた
涙の心配はしなくていいよ、だって水源はもう枯れたから
危険性を孕む純粋無垢

王者の椅子には孤独が座る
黒の四季
なんちゃって理論
私たちは約束を守れない生き物だ
僕たちは守れない約束をする生き物だ

解けゆく魔法がこわかった
移るんです
涙のち君の笑顔
ノーカラーフィルター
現実少女、怯える僕

社交嫌いもほどほどに
君の姿が揺らぐ世界
どうして背を向ける必要があるの
躊躇いが君を奪う時
坂道を自転車で二人かけ下りれば、あの夏を通り過ぎたような気がした