MS-06C
初期量産型ザクU
ZAKUU

全高:17.5m
本体重量:72.0t
全備重量:87.2t
推力:43,300kg
センサー有効半径:3,200m
装甲材質:超硬スチール合金
主な搭乗者:シン・マツナガ

武装
120mmザク・マシンガン
280mmザク・バズーカ
ヒートホーク

MS-06C初期量産型ザクUは、先行量産型(A型)に次いで宇宙世紀0077年9月に試作機が完成し、直ちに量産が開始された。
いずれは連邦軍もMSを配備する可能性を想定し、A型に近接戦能力がないことを不安に思ったキシリア・ザビの提言により、右肩にシールド、左肩にスパイクアーマーが装備されている。
宇宙世紀0079年には既にF型が生産されていたが、耐核装備を持たないF型は後方支援として配備されており、本機が一年戦争開戦時点におけるジオン公国軍の主力であった。
核兵器の使用を前提に設計がなされているため、コクピット周辺の装甲裏側に放射線遮蔽液が注入され、全備重量は90t近くなっている。
しかし、後に南極条約によって核兵器の使用が禁止されると、耐核装備のないF型が主力となり、本機もデッドウエイトとなる耐核装備を外したF型へと改修されていった。

一年戦争開戦からの一週間戦争およびルウム戦役において、数多くのパイロットが本機に搭乗し戦果をあげたことでエースと呼ばれるようになった。
後に「ソロモンの白狼」の異名で知られることになるシン・マツナガは、一年戦争直前に軍へ志願入隊し、一週間戦争では宇宙攻撃軍所属の一等兵として本機に搭乗している。
続くルウム戦役では直属上官の戦死によって戦場任官されているが、この時点での彼のスコアは戦艦1隻、巡洋艦5隻という驚異的なものであったため中尉に昇進した。
また、後に「黒い三連星」と呼ばれる突撃機動軍第7師団第1MS大隊司令部付特務小隊のA・ガイア、オルテガ、マッシュの3人は、ルウム戦役で本機に搭乗し、ジェットストリームアタックと呼ばれる三位一体の攻撃フォーメーションで地球連邦軍部隊に攻撃を敢行。
連邦軍艦隊の総司令であったレビル中将(当時)の乗る旗艦アナンケを撃破し、脱出を図ろうとするレビルを捕虜にした功績からエース部隊としてその名を轟かせることとなった。
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