MS-14S(YMS-14)
先行量産型ゲルググ
シャア・アズナブル専用機
GELGOOG
CHAR AZNABLE USE

頭頂高:19.2m(21.0m説あり)
本体重量:42.1t
全備重量:73.3t(102.0t説あり)
出力:1,440kw
推力:61,500kg
センサー有効半径:6,300m
装甲材質:超硬スチール合金
搭乗者:シャア・アズナブル

武装
ビームライフル
ビームナギナタ
シールド

本機は、ジオン公国突撃機動軍のエースパイロット「赤い彗星」ことシャア・アズナブル大佐の専用機。
宇宙世紀0079年10月に25機が生産された先行量産型ゲルググ(YMS-14)のうち1機がパーソナルカラーである赤で塗装され、シャア・アズナブル大佐に届けられた。
シャア自身が本機を受領したのは地球から宇宙へと帰還した12月のことである。
残りの24機は、高機動型バックパックやビームキャノンパックなどのオプション装備と共に、全機がエースパイロット部隊であるキマイラ隊へと配備された。
本機はシャア専用機として余剰のある機体性能の限界までチューンナップされており、後の量産型(MS-14A)を遙かに上回る高性能を有していたという。
大気圏内・外を問わず、あらゆる状況下で高性能を発揮できる機体であり、一年戦争時にシャアが使用した最後の赤い機体となった。
また、本機にはマルチビームジェネレータと呼ばれるビームハルバートユニットが搭載されており、状況に応じてビームナギナタとビームサーベルの2形態を使い分けることが可能である。
シャアはこの機能を有効に利用し、使い勝手の良いサーベル形態にすることで、ビームライフルとビームサーベルの同時攻撃を実現した。

シャアは本機に搭乗し、テキサスコロニーにおいて地球連邦宇宙軍第13独立戦隊のRX-78-2ガンダムと激しい戦いを演じるが、機体を損傷して後退。
その後、ララァ・スン少尉の搭乗するMAN-08エルメスと共に数回出撃しており、再び第13独立戦隊と交戦した際にシャアの機体はガンダムに右腕を斬られ、エルメスも撃墜されて撤退を余儀なくされる。
シャア専用ゲルググはほとんど戦果を残せず、ガンダムにも敗退続きで終わっているが、これはガンダムのパイロットであるアムロ・レイが急速にニュータイプとして成長していたことや、それに対応したガンダムのマグネット・コーティング処置により怪物的な反応速度を得ていたこと、さらにはガンダムとの交戦中に乱入してきた敵機に、実妹アルテイシア・ソム・ダイクン(セイラ・マス)が乗っていることに気付いたシャアが、ガンダムに対して致命的な隙を晒したこと等が原因であり、本機の性能が低かったわけではない。
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