MS-06R-2
高機動型ザクU後期型
ジョニー・ライデン専用機
HIGH MOBILITY TYPE ZAKUU
JHONNY RIDDEN USE

頭頂高:17.5m
本体重量:49.5t
全備重量:75.0t
出力:1,340kw
推力:55,000kg
センサー有効半径:5,600m
装甲材質:硬張力鋼(超硬スチール合金)
搭乗者:ジョニー・ライデン

武装
120mmザク・マシンガン
280mmザク・バズーカ
360mmジャイアント・バズ
ヒートホーク
クラッカー
シュツルムファウスト

本機は、ジオン公国突撃機動軍のエースパイロット「真紅の稲妻」ことジョニー・ライデン少佐の専用機。
一年戦争後期、ジョニー・ライデン大尉(当時)は新型機であるMS-06R-1Aの支給を上申するが、高機動型ザクUを支給されるのは連邦軍の戦艦を撃沈するよりも難しいと評されるほど配備数の少ない機体であり、彼のもとにR-1A型が届くことはなかった。
しかし、彼がこれまでに積み上げた戦果は上層部も認めており、後にジョニー・ライデンは少佐昇進の辞令とともに、わずか4機しか生産されていないMS-06R-2を受領したのである。
ジョニー・ライデン少佐は最大戦速で一撃離脱を行う戦法を得意としており、高機動型ザクUは、彼と非常に相性の良い機体であった。
MS-06R-2受領後の彼の戦果は目覚ましく、わずか2週間で地球連邦軍の艦艇4隻を沈めたといわれている。

少佐昇進時、ジョニー・ライデンは突撃機動軍第2方面特務中隊第8パトロール艦隊(通称「プリムス艦隊」)のMS戦闘隊長として活躍していた。
プリムス艦隊のMS戦闘隊は、彼のMS-06R-2高機動型ザクUの他にMS-09Rリックドムが6機、加えて補給用のMS-06F量産型ザクUが2機という構成であり、主任務が地球連邦軍の補給線の分断であったため、主に対艦攻撃用のバズーカを装備している。
主な作戦域は、地球連邦軍の小惑星基地ルナツー方面の宙域であり、主にジャブローとルナツーを往還する地球連邦軍艦艇が、ジョニー・ライデンの標的となっていた。
また、プリムス艦隊は、パトロール艦隊としては最も早い時期に地球連邦軍のMSと交戦している。
この戦闘でジョニー・ライデン少佐は数機のMSを撃破しているが、この時、連邦側は彼を「赤い彗星」の異名で有名なシャア・アズナブルと誤認していたという。
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