MS-14A(MS-14H)
ゲルググ
アナベル・ガトー専用機
GELGOOG
ANAVEL GATO USE

頭頂高:19.2m(21.0m説あり)
本体重量:42.1t
全備重量:73.3t(102.0t説あり)
出力:1,440kw
推力:61,500kg
センサー有効半径:6,300m
装甲材質:超硬スチール合金
搭乗者:アナベル・ガトー

武装
ビームライフル
試作型ロングビームライフル
ビームナギナタ
シールド

本機は、ジオン公国宇宙攻撃軍ドロス級空母2番艦ドロワ所属第302哨戒中隊隊長アナベル・ガトー大尉(当時)が、ソロモン攻防戦以降に搭乗していた機体。
青と緑のパーソナルカラーで塗装されており、受領した当初は配備の遅れていたビームライフルの代わりに、試作型のロングビームライフルを装備していた。
このロングビームライフルは、通常のビームライフルが完成する以前に開発された試作品のため、威力は高いものの巨大で弾数が少なかったといわれている。
本機はMS-14A量産型ゲルググだが、ロングビームライフルの試験機としてMS-14Hとも呼ばれていた。
また、ガトー大尉に合わせて指揮官用カスタムが施されており、本機をMS-14Sとする資料も発見されている。
一年戦争末期のソロモン攻防戦までガトーはMS-09RSリックドムに搭乗していたが、このリックドムは地球連邦軍の大量破壊兵器ソーラーシステムの余波を受けて大破。
パイロットのガトーは、MA-05ビグロに搭乗したケリー・レズナー大尉に間一髪救出されたが、この際、レズナーは片腕を失ってしまう。
その後ガトーは、ソロモン撤退の直前に本機を受領。
ソロモン宙域より撤退するジオン公国軍艦隊の殿を務め、連邦軍追撃艦隊のジム部隊を壊滅状態に追い込み、更にロングビームライフルを使い、戦艦3隻、巡洋艦5隻を撃沈するという戦果を挙げている。
この鬼神の如き戦いからガトーは「ソロモンの悪夢」の異名で恐れられ、彼の名は戦後の地球連邦軍士官学校の現代戦史教本にも載るほど有名になった。

アナベル・ガトーはア・バオア・クー攻防戦にも参戦しており、通常のビームライフルが支給された本機で、多数の連邦軍MSを撃墜する活躍をみせた。
しかし、戦闘中に流れ弾が機体の右腕に被弾。
修理を受けるため、近くに居たエギーユ・デラーズ大佐(当時)の乗艦、グワジン級戦艦グワデンに着艦するが、ギレン・ザビ総帥戦死の報を受けていたデラーズは戦闘宙域からの撤退を決定していたため、機体の修理を受けられなかった。
止むを得ずグワデンのドックに残されていたMS-09R試作型リックドム(デラーズ専用機)に搭乗して再度出撃しようとするも、デラーズに説き伏せられ彼と共にア・バオア・クー宙域より離脱する。
その後、暫くは月で潜伏生活を送り、宇宙世紀0081年9月17日、デラーズ率いるジオン公国残党軍「デラーズ・フリート」に復帰した。
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