RX-79[G]Ez-8
ガンダムEz8
GUNDAM Ez8
全高：18.5m
本体重量：51.5t
全備重量：71.3t
出力：1,380kw
推力：52,000kg
センサー有効半径：5,900m
装甲材質：ルナ･チタニウム合金(部分的に超硬スチール合金を流用)
搭乗者：シロー･アマダ
武装
ビーム･サーベル×2
35mm頭部バルカン砲×2
12.7mm対歩兵用旋回式バルカン
ビーム･ライフル
100mmマシンガン
180mmキャノン
ショート･シールド
ガンダムEz8は、アプサラスⅡとの戦闘で大破したシロー･アマダ少尉の乗機RX-79[G]陸戦型ガンダムを大規模改修した姿。
Ez8とは｢Extra-Zero-8｣(08小隊特別機)の略である。
改修にはRGM-79[G]陸戦型ジムのパーツや、現地調達のジャンクパーツ等が利用された。
更に破損部の補修だけでなく、陸戦型ガンダムの運用により浮上した問題点をフィードバックした改造も行われている。
頭部のV型アンテナは密林での戦闘の際に破損することが多かったため、ロッドアンテナへと変更された。
また、吸気口や首関節部への被弾や、異物の進入を抑えるため、チンガードなどの増設が行われている。
胸部装甲板にはジオン公国軍のMS-06ザクⅡのシールド2枚が利用されていた。
膝アーマーは射撃の際地面に突き刺し機体を安定させられるものに変更されている。
胸部バルカン砲は35mm頭部バルカン砲へと変更され、液体炸薬ではなく薬莢を用いていたため頭部に排莢口が設けられた。
胸部中央には12.7mm対歩兵用旋回式バルカン砲が設置され、照準のためのセンサーが併設されている。
これらの改修により材質のグレードが低下している箇所はあるものの、装甲形状の単純化により軽量化と対弾性、整備性が大幅に向上していた。
地球連邦軍の第08MS小隊隊長シロー･アマダ少尉は、本機に搭乗してジオン公国軍秘密基地攻略作戦に参加。
作戦中にアプサラスⅢの出現を確認したシローは、小隊メンバーに｢軍を抜ける｣と言い残し、互いに想いを寄せ合っている敵軍のパイロット、アイナ･サハリンの救援に向かった。
兄ギニアス･サハリン技術少将に撃たれたアイナを救助するも、シローは利き腕を骨折してしまう。
その後、アイナと二人三脚でガンダムEz8を操縦し、ギニアスが操縦するアプサラスⅢに特攻。
ガンダムEz8とアプサラスⅢの両機は相撃ちとなり、もつれ合ったまま火口に落ちて爆発炎上した。
以後、公式の記録においてシロー･アマダ少尉は｢消息不明｣となっているが、左脚を失った松葉杖姿のシローと彼の子を身篭ったアイナが、山奥の小屋で平穏に暮らしている姿を目撃した者がいたという噂もある。
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