RX-79BD-2
ブルーディスティニー2号機
BLUE DESTINY 2
全高：18.5m
本体重量：52.8t
全備重量：73.0t
装甲材質：ルナ･チタニウム合金
搭乗者：ニムバス･シュターゼン
武装
ビームサーベル×2
頭部バルカン砲×2
胸部バルカン砲×2
腹部有線ミサイル×2
100mmマシンガン
シールド
ビームライフル
本機は、地球連邦軍に亡命した元フラナガン機関所属の研究者、クルスト･モーゼスが開発した、ニュータイプ殲滅システム｢EXAMシステム｣を搭載した実験機群の2号機。
ブルーディスティニーは、RX-79[G]陸戦型ガンダムをベースに大幅な改修が加えられており、一般のRGM-79ジムの17%増しのジェネレーター出力に加え、各関節部にマグネット･コーティングを試験的に施し、運動性を20%向上させているなど、一年戦争当時のMSとしては破格の機動性能を得るに至っている。
火力面においても、陸戦型ガンダムの標準装備である胸部機関砲を1門から2門に増備し、腹部両脇には有線式ミサイルを追加装備。
その戦闘能力はEXAMシステムと相まって、単機でMS中隊を壊滅させるほどである。
ブルーディスティニー2号機は、宇宙空間での運用を想定し、バックパック及び各部スラスターの換装が行われた。
携行武装として陸戦型ガンダムのものと同型のビームライフルと、ジム･コマンド系のものと同型の曲面型シールドを装備する。
なお、ブルーディスティニー2号機のEXAMシステムにはリミッターが設定されておらず、パイロットへの負担、暴走の危険性が非常に高い。
ブルーディスティニー2号は、ジオン公国軍特殊部隊のニムバス･シュターゼン大尉によって強奪され、ニムバスの乗機となった。
この時、ブルーディスティニーの開発者クルスト･モーゼス博士は、ニムバスによって殺害されている。
本機は、元々は機体全体が蒼く塗装されていたが、ニムバスに強奪された後、両肩が彼のパーソナルカラーである赤に塗装された。
後にサイド5宙域において、地球連邦軍第11独立機械化混成部隊(通称｢モルモット隊｣)の隊長ユウ･カジマ少尉が搭乗するRX-79BD-3ブルーディスティニー3号機と相討ちになり、大破。
ユウ･カジマ少尉は奇跡的に生還を果たしたが、ニムバス･シュターゼン大尉はブルーディスティニー2号機と運命を共にし、戦死している。
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