MS-06X
ペズン・ザク
PEZUN ZAKU

(画像募集中)

全高:18.0m
頭頂高:17.5m
本体重量:53.2t
全備重量:72.7t
出力:951kw
推力:43,300kg
センサー有効半径:3,200m

本機は、ジオン公国軍が開発したフィールドモーター駆動の試験機。
一年戦争期のジオン公国軍のMSは、殆どが駆動方式に流体パルスシステムを採用していた。
流体パルスシステムとは、ジェネレーターで発生したエネルギーをパルス・コンバーターでパルス状圧力に変換し、流体チューブによって各部のアクチュエーターに伝達・駆動するシステムで、MS-06ザクUやMS-07グフなどは流体チューブを束ねた動力パイプの一部が機外に露出している。
一方、地球連邦軍のMSはフィールドモーター駆動が主流であり、この技術は、ジオン公国から地球連邦に亡命したトレノフ・Y・ミノフスキー博士が中心になって研究が進められ、連邦軍のMSに採用された。
フィールドモーターはコンパクトでより大きい力が得られるため、ミノフスキー博士が亡命した後のジオンでも少しずつ開発が進められていたという。
しかし、一年戦争開戦の時期には、ザクの大量生産と地球侵攻作戦を前提とした局地戦用MSの開発に全力が注がれており、駆動方式の研究は後回しにされていた。
その後、連邦でもMSを開発しているとの情報が入り、それがフィールドモーター駆動であったことから、ジオンでも本格的な研究が進められることとなる。

フィールドモーター駆動のテストベットにはMS-06FザクUが使われ、MS-06Xという仮称のもとに小惑星基地ペズンで開発が行われた。
試作された3機は従来の流体パルスシステムとフィールドモーターを併用している中途半端なものであったが、フィールドモーター駆動そのものに大きな問題は見られず、作動は良好であったという。
このMSはペズンザクと呼ばれ、フィールドモーターについてのテストに用いられた。
本機は試験機のため特に武装はないが、通常のザクと同じ武器を使用したテストなども行われていたという。
後に、本機の試験記録を元にして、フィールドモーターで駆動し更にマグネットコーティングを施したMS-11アクトザクが開発されている。
[BACK]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[グループ][ナビ]
[HPリング]
[管理]

無料HPエムペ!