MS-06K
ザクキャノン
ラビットタイプ
ZAKU CANNON
RABBIT TYPE

頭頂高:17.7m
本体重量:59.1t
全備重量:83.2t
出力:976kw
推力:41,000kg
センサー有効半径:4,400m
装甲材質:超硬スチール合金
主な搭乗者:イアン・グレーデン

武装
180mmキャノン砲
2連装スモークディスチャージャー
2連ロケット弾ポッド(ビッグガン)
120mmガトリング砲
120mmザク・マシンガン
クラッカー

MS-06Kザクキャノンは、ザクUの右肩に対空砲を装備した機体である。
MS-06J陸戦型ザクUをベースに、当初はMS-06J-12として開発が進められており、後に地球連邦軍のRX-77ガンキャノンの登場に対抗する形でMS-06Kとして正式採用された。
主な武装は右肩の180mmキャノン砲、ランドセル左部に2連装スモークディスチャージャー、腰部の2連ロケット弾ポッド(ビッグガン)があり、モノアイは全周囲型に改良された他、サブカメラも装備している。
元は、地球連邦軍の航空機に対するために開発された対空用MSであるが、対地支援にも有効であったため、中・長距離支援用MSとしても運用された。
運用は主に遮蔽物を利用した間接照準射撃だが、場合によっては直接照準射撃も行う。
支援機故に携帯武器は通常携行しないが、ザクマシンガン他、ザク用の各種携行火器は流用可能である。
カラーリングは当初、北米・西アジア戦を想定してデザート・イエローが生産されたが、後にダークグレー系の迷彩へと変更された。
支援用としては極めて優秀な機体であり、本機のコンセプトは後にMS-12ギガンへ受け継がれている。

ザクキャノンは、試作された9機全機が北米で実戦参加したとされており、主にキャリフォルニアベースに配置されたと記録されている。
しかし、アフリカ戦線や東南アジア戦線でも目撃されており、現地改修などを含めて、多くのザクキャノンが生産されていた。
ザクキャノンのアンテナは通常1本だが、2本の機体も存在しており、これはラビットタイプと呼ばれている。
ジオン公国軍第2地上機動師団所属のイアン・グレーデン中尉の乗機はラビットタイプであり、機体はオリーブグリーンに塗装されていた。
イアン・グレーデン中尉はMS-06Kで構成されたMS中隊を率い、北米戦線において航空機34機、車両71台、MS2機の撃墜スコアを残している。
彼はケープカナベラル基地で一年戦争終戦を迎え、翌年の10月には釈放されジオン共和国に帰国した。
軍人には珍しく理論家であるとされ、先読みの利く人物で、戦後の調査ではニュータイプとしての素質があったのではないかと報告されている。
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