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TAPdance

1920年代南北戦争終結後、靴底にチップを打ち付けたシューズで踏み鳴らすタップダンスがケーキウォークの祭りでジャズミュージックに合わせて黒人達によって踊られるようになった。
ジャズダンスのルーツであるソフトシューダンスはこのチップをつけてない踊り。
ステップワークが中心。
その後NYブロードウェイに渡りブロードウェイミュージカルとハリウッドミュージカル映画では必須となる。
フレッドアステアとジーンケリーが披露している、近年87年にはクィーンズの貧民街出身グレゴリーハインズが映画ホワイトナイツでクラシック界の貴公子バリシニコフと共演。見事なコラボレーションを披露し、アステア系と言われるグレゴリーハインズ単独の映画TAPも有名。

91年ダンスダンスダンスで出演後台頭した若手Hidebou氏はグレゴリーハインズに師事。日本でFunk A stepを提唱しています。北野武監督作品座頭市では下駄タップを披露。日本独自の風情の中にタップのリズミカルなイメージを溶け込ませ下駄で表現している。

私の知人は長年(学生時代ミュージカル劇団時代から師事)関西で屈指のジーンケリー系のタップダンスを指導されている宅原氏のアシストをしていて、90年代初頭宅原氏のステージを拝見した。

タップは耳で聞き目で楽しむもの。その絶妙な小刻みなリズムは妙技と言える。
踊る打楽器カスタネットのような細かく正確なリズムが印象的。

私は足技が苦手なので、あれほど細かいステップワークは出来ないが、学生時代、先輩に教えられ見よう見まねでやってみたことがある。

ブロードウェイではクラシックを踊れと言えばクラシック、ジャズを踊れと言われればジャズ、それで互角だとタップや歌や演技を評価されるという。

つまりオールマイティーであること。

そしてストリートダンスのハウスなどニュースクールに大きな影響を与えている。

靴底にチップを着けて踊るのはある意味発明であり、踊りは大道芸であることを示しているようだ。

宅原氏のような細かいステップワークの妙技を継承する人材が多く現れるといいと思う。




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