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CLASSIC BALLET

中世ヨーロッパの王宮で、宮廷の舞踏会用の踊りとしてオペレッタと共に発展し、子息子女の礼儀作法のために教えられた踊り。
16世紀イタリアのBALLOが発祥と言われているが、フランスに渡り、初めロマンチックバレエと言われ、17世紀フランス王宮とロシア王宮で発展し、フランス革命の前後の19世紀にイギリス王宮でも王族の援助の下に王宮バレエ団が設立されるようになる。
後に鑑賞用としてストーリーのある長編作品が劇場用に生まれ、19世紀ロシアのチャイコフスキーなどの作曲家が楽曲を提供し、プティパが振り付けたパ・ド・ドゥ形式のクラシックバレエ黄金時代を築く。
ロシアではボリショイバレエ団、レニングラードバレエ団キーロフ劇場、マールイ劇場。フランスではパリオペラ座劇場
イギリスではロイヤルバレエ団が軸となり作品が上演されるようになる。

作品の解釈、振り付けは基より、パ(動き)の技巧やスタイルも当初は劇場によって異なっていたことはあまり知られていない。

ロシアではバレエリュスという民族舞踊を取り入れた踊りや、ロシア革命後リフトを取り入れたアダージオが生まれ、
フランスでも街の祭りで踊られるアクロバットな大衆舞踏の影響を宮廷舞踏に及ぼしている。

20世紀にロシアに現れたニジンスキー、トゥを脱いだイサドラダンカン、アメリカのフォーキン、バランシンなどの振付家によって、技巧や解釈に革命がなされ、モダンバレエと言われるようになる。
ロシアのプティパやフランスのリファール、ロイヤルバレエのアシェトンなどの古典バレエ派に反抗するようにアメリカのフォーキン、プティ、ベジャール、フランスのクランコ、マクミラン、などが登場し、新技法、新解釈を打ち出してゆき、コンテンポラリーダンスの源流となっていく。

映画では、ニジンスキー、愛と哀しみのボレロ、ホワイトナイツなどで、クラシック、モダン、コンテンポラリーなどが垣間見られる。



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