ゾンビワーム
・環形動物
・体長：約２cm
学名「オセダックス(osedax)」
死んだ鯨の骨に巣食うゴカイの仲間です。
ゾンビワームは俗称、
つまり正式名称では無いと同時に
総称のようなものであり
今現在４種類見つかっています。
この生物が初めて見つかったのは
2004年、カリフォルニア沖の深海に沈んだ
鯨の白骨死体から生えてるのを
発見されました。
ゾンビワームは鯨の骨に穴を明け
脂肪分(鯨は骨の中に脂肪がある)を
体内に住まわせている細菌に分解させ
そこから得られるエネルギーを
糧にしています。
つまり「食料≒住処」です。
なんだかこう書くと
お菓子の家みたいですが
お菓子の家と比べると
死体やら骨やらゾンビやらと
圧倒的に禍々しいです。
ちなみに世界共通の正式名称である
「学名」の「オセダックス」ですが
これも「骨を貪る者」という意味らしく
どう足掻いても
不吉なイメージは消えそうにないです。
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