ヒメクロイラガ(幼虫)
・鱗翅目
・イラガ科
・体長：2cm
・生息地：北海道を除く全土
実は管理人、
散々グロい生き物を載せておきながら
毛虫芋虫が死ぬほど大っ嫌いです。
別に一度も刺されたことはありませんが
毛虫に襲われる夢を見て
叫びながら飛び起きるくらい
嫌いです。
見ただけで顔面中がムズムズします。
そんな毛虫の中で特に嫌いなのが
イラガという種類の蛾の幼虫達です。
外見的特徴としては
まずどの種も脚がなく
移動する時は腹(正確には腹ではない)で
這って動きます。
そのためしばしば「ナメクジ状」と
表現されます。
また他の毒を持つ毛虫と異なり
毒毛ではなく毒針を持ちます。
そんでその毒がまた強力で
健康を害するものではないですが
刺された時に凄まじい痛みを伴います。
その痛みの強さは資料によって
色々な表現がされており
電流が走ったような痛みだとか
一生記憶に残る程の痛みだとか
ガタイの良い大男が
叫び声を上げる程の痛みだとか
まぁとりあえず半端無いようです。
仮に刺された場合は粘着テープ等で
(痛いので)そーっと毒針を抜き取り
抗ヒスタミン剤を塗れば良いそうです。
習性的特徴としては
秋頃にこれまた半端無い程
大量発生します。
というのも奴らにとって世界は
餌で溢れているからです。
要するに餌とする木の種類の数が
また半端無いんです。
知ってるのだけでも
桜
梅
桃
栗
楓
槻
柿
梨
櫟
杏子
胡桃
林檎
etc
まだまだあります。
刺される被害も多いですが
食害の方も結構な規模です。
知らない人が多い割に
かなり身近な生物なんで皆さんも
触らないように気をつけましょう。
(まぁあえて触ってみるのもアリ)
イラガ写真集
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