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ピパ
・無尾目
・ピパ科
・体長:15cm
・生息地:南米北部

別名「ピパピパ」
和名「コモリガエル」
非常に特異なカエルです。
写真分かりづらいかもしれませんが、
真ん中辺りにいる白いのがそうです。
写真を見てわかる通り
生物か疑わしい程薄っぺらい体をしていて
おまけに舌もありません。
また前足の指先に
触覚の役割を持つ星形の器官があります。
外見だけで既にこんなに奇抜ですか、
この生物は性質も
他の蛙と大きく異なります。
ピパは交尾から子供の孵化までが
非常に変わっています。
ピパの雄と雌は交尾の際
雄が雌に抱きつくようにして乗っかり
水中で宙返りをして逆さになります。
背泳ぎの状態です。
その状態で雌が産卵し、落下していく卵を
雄が腹で受け止めます。
そしてそのまま受精させ、もう一回転して
受精卵を雌の背中に乗せます。
(この状態)
その後背中に産み付けられた卵は
段々と母親の皮膚に埋もれていき、
完全に隠れてしまいます。
こうすることで、子を卵から孵化まで
母親が守り続けるため
和名「コモリガエル」と呼ばれています。
ただ「子守」と言っても、彼らの子供が
親の元(背中の穴)から離れる時には
子供達は既に蛙の姿をしています。
これもこの蛙の珍しいところです。
そして子供が孵ると母親の背中には
グチャグチャになった卵が
ブツブツ空いた穴に埋もれてる

様子が見えます。
これがこの蛙の一番キモいところです。




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個性派路線を行き過ぎた例


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