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ピトフーイ
・スズメ目
・モズヒタキ科
・体長:情報募集中→ コチラ
・生息地:ニューギニア

ニューギニアにのみ生息する固有種です。
ピトフーイというのは
モズヒタキ科の鳥の総称で
6種類ほどいるそうです。
ちなみに写真はそのうちの
「ズグロモリモズ」という種です。
さてこの鳥、
生物学というか世間の常識を覆す
大発見の主役でもあります。
1990年、ニューギニアのジャングルを
調査していた調査団の一人が
まぁ何でそんなことしたのか
わかりませんがピトフーイの羽毛を
舌に乗せたところ、
一瞬にして「くしゃみ」や
口と鼻の粘膜の「麻痺」
更に「灼熱感」等の症状を覚え
疑問に思い詳しく検査をしたところ
その羽毛にがあることが
判明しました。
それまで鳥類に毒を持つものは
いないとされていたので大発見です。
その後更に詳しい研究が重ねられ
2年後の1992年に科学雑誌「サイエンス」
の表紙を飾ることになりました。
このことでピトフーイは(一部で)
一躍有名になるのですが
実はピトフーイ自体は1830年に
既に発見されていたので、毒の存在だけが
160年知られていなかったのです。
ピトフーイは羽毛だけでなく
皮膚や一部の筋肉にも毒があるそうです。
しかもその毒も中々の猛毒で
人間もピトフーイ一匹分を食べれば
死亡する程とそこそこの強さです。
ただピトフーイ自体には
その毒を作り出す機能は無いので、
餌となる甲虫から蓄えられたのだろう
と言われています。
まぁ、何でも探せばいるもんですね。



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そんな事する奴じゃないと思ってたのに!


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