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ガウシア
・節足動物
・メトリディア科
・体長:1cm
・生息地:水深1000m以上の深海

そこそこ有名な深海のプランクトンです。
この生物は外敵に襲われると
青い発光液を噴射します。
ムチャクチャカッコイイです。
発光液は最初勢いよく直進しますが
そのうち段々と減速していきます。
そしてほとんど止まりかかった時
急に爆発します。
まるで花火です。
なぜこの様な光り方をするのでしょうか。
その理由は割と単純です。
そもそもこの発光液は海中の
ナトリウムイオンと反応して光ります。
しかし発射したての時は動きが速いため
化合しにくくあまり強く発光しません。
それが水の抵抗で動きが遅くなってくると
周りのイオンと一気に化合するため
まるで爆発したかと思うほど光り方に
落差が生まれるのです。
この一連の威嚇行動は
はたから見るとカッコイイうえに
かなり綺麗です。
(検索すれば動画とか簡単に見つかります)
他にも発光液を出す生物はいますが
それらは撒き散らす感じなんで
ガウシアほど綺麗ではありません。
ちなみに「ガウシア(Gaussia)」とは
まぁ天文学とか詳しくないんで
よくわかりませんが
「小惑星帯に存在する小惑星」
のことだそうです。
プランクトンの名前にしては
ずいぶん大層な名前です。
どうやらこの生物の発見者も
この光に心を奪われてしまったようです。



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ケンは鼻から火花を撒き散らした!


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