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カモノハシ
・単孔目
・カモノハシ科
・体長:40〜60cm
・生息地:オーストラリア,タスマニア

皆さんご存知カモノハシです。
まぁ卵を産む哺乳類だということは
有名なので知っていると思います。
ただカモノハシは他にも変わった特徴を
たくさん持っています。そもそも
カモノハシが属する単孔目(単孔類)自体が
かなりの変人集団です。
(といっても三種しか属してませんが)
まず単孔類の単孔とは
穴(孔)が一つ(単)という意味です。
どういうことかというと
彼らの体は、腸と尿道と子宮の
出口が同じになってます。
要は糞と尿と卵が
同じところから出てきます。
なんかの節約でしょうか?
なんだかいい加減な体の構造です。
幸い子供が卵で産まれてくるので
生まれたてなのにウンコ臭い
みたいなことにはなりませんが。
しかしこんなのまだまだ序の口です。
例えば捕食に関しても
多少ながら彼らの変態っぷりが伺えます。
彼らは淡水で暮らす生物にも関わらず
水中では目と耳を閉じてしまいます。
そのため、彼らの餌である水中の小動物を
探すにしても眼や耳は使えません。
どうやって獲物を見つけるのでしょうか。
実はカモノハシの嘴(くちばし)は
物凄く優れた感覚器になっており
カモノハシはこの嘴を使って
獲物が筋肉を動かす時に発生する
電気信号感知して
獲物を見つけます。かなりハイテクです。
一応一部のサメやエイにも同様に
電気信号を感知する能力がありますが
カモノハシは哺乳類にして同じことを
やってのけます。ホントになんだコイツ
しかし彼らの変態エピソード
まだ終わりません。彼らにはまだ
哺乳類離れした特徴あります。
なんとカモノハシは
哺乳類のクセにがあります。
(ただし雄のみ)
後ろ足にケヅメがあり、そのケヅメに
バックキックの要領で刺されると
毒が注入されます。
しかもその毒はいわゆる猛毒で
犬くらいなら簡単に死にます。
また人が刺された例も一件あり、
その人の場合は数日間患部が腫れ上がり
歩けないほどの激痛に襲われたそうです。
しかもそれは運の良い方だったらしく、
化学的には死んでもおかしくないような
強力な毒だそうです。
このように
人や犬が刺されることもありますが
この毒は本来外敵用ではありません。
毒を持つのが雄のみであることや
オーストラリアの自然に捕食者は
ほとんどいないことからそれが言えます。
じゃあこの毒は何なんだというと
鹿の角と同じで雄同士の争い、
つまり雌の奪い合いに使う武器です。
しかしカモノハシの場合、
武器が武器なんで
負けた方は普通に死にます。
普通自然界における同種同士の争いで
死者がでることは滅多にありませんが
原始的な生物だからか
カモノハシはその例に当てはまらず
日頃から殺しあいが行われています。
とまぁこのように例外まみれで
既に十分ド変態なカモノハシですが
更に最近の研究によって
変態伝説に新たな一ページ
築き上げたようです。
2008年のとある研究所からの
研究結果の報告によれば、
「カモノハシの遺伝子は
 哺乳類と鳥類と爬虫類の遺伝子を
 パッチワークしたような
 構造になっている。」とのことです。
………こうなるともう、ホントに
哺乳類かどうかも怪しいです。


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知れば知るほど正体不明


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