カンディル
・硬骨魚類
・セトプシス科／トリコミュクテルス科
・体長：5〜17cm
・生息地：アマゾン川
アマゾン川の特に下流に多く生息する
小さいナマズの仲間です。
別名「カネロ」。
ちなみに「カンディル」とは上記の
セトプシス科とトリコミュクテルス科の
総称であって一つの種ではありません。
この生物は、まぁ総称なので
当てはまらないのも何種かいますが
寄生する魚或いは
吸血する魚として有名です。
血の臭い(正確には窒素化合物)を嗅ぎ付け
自分より大きな魚の鰓に寄生して
血を吸いながら生活します。
中にはそれでは済まずに
喰いだす輩もいるそうです。
恐ろしい話です。
まぁ人間には鰓無いし関係無い
と思ったりしますがそうでも無いんです。
現地ではカンディルに襲われたという話が
結構な数あります。
鰓が無いのに一体どうするのかというと
肛門に入り込んで来ます。
また女性の場合は膣
男性の場合なんと
尿道にも入ります。
聞くだけで痛々しいです。
オマケに尿道の場合、
最悪
切断でもしないと
命を落とす危険があります。
最低な死に方です。
しかしカンディルとしても
そんなとこに入り込んだところで
何のメリットもありません。
むしろ彼らはそこでは生きられないので
最終的には死にます。
つまり好きでそんなとこに
入ったわけではないのです。
ただ標的(魚の鰓)を見つける目印が
血液(中の窒素化合物)なので
尿中の窒素化合物や
生理中の女性の膣内の血液に反応して
そのような
ワンダーランドに
迷いこんでしまうのです。
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