テングザル ・霊長目 ・オナガザル科 ・体長:62〜76cm ・生息地:東南アジア かなり有名なキモい猿です。 ただこんな鼻してるのは雄だけで 雌の鼻は小さいトンガリコーンみたいな 形をしていて、かなり人間っぽいです。 基本的には雄一匹と6〜10匹の雌からなる ハーレム状の群れを作って行動します。 主に草食で、胃が4つに分かれています。 先ほど上で 「人間っぽい」と表記しましたが 実はテングザルは猿から人への 進化の秘密の鍵を握るんじゃないか という説があります。 一般的に猿から人への進化は 簡単に言えば 木にぶら下がることにより背筋が伸び 背筋を伸ばした姿勢から二足歩行が生まれ 垂直に立つことにより 頭部が大きくなっても支えられる =脳が発達出来る という流れです。 それに対しテングザル説は テングザルが水かさの深い川を渡る時に 水の浮力を利用することで一時的に かなり綺麗な二足歩行を行うことから 二足歩行を作り上げたのは 木にぶら下がる行為ではなく 川を渡る行為だという主張です。 そう考えるとテングザルは他の猿より 人間に近い位置にいるのかもしれません。 ただ猿と人の分岐点に立つ生物にしては テングザルは結構バカっぽいです。 まず食事の際、自分の鼻が邪魔で 食べづらそうにしている様子が 観察されています。 自業自得とはちょっと違いますが そんな雰囲気です。 またテングザルの雄の威嚇は、 歯を剥き出しにして吠える …まではいいのですがそれと同時に ぺニスを勃起させ 更にそれを振り回すというもので 知性の欠片も感じられません。 どっからどう見ても ただの変質者です。 でもまぁ周りの動物はそんな変質者とは 一切関わりたくないでしょうから 威嚇としての威力は充分なんでしょう。 戻る [グループ][ナビ] [HPリング] |