ミズウオ
・硬骨魚類
・ミズウオ科
・体長：1.3〜3m
・生息地：日本各地
水深700〜900m付近に生息する
結構大型の深海魚です。
ほぼ体長と同じぐらい続いた
大きく長い背鰭が特徴的です。
さりげなく雌雄同体。
獰猛と言うか貪欲で、出会ったモノは
自分より大きかろうが
自分よりながかろうが
生きてようが死んでようが
プラスチックだろうが
即座に丸のみにします。
深海での基本戦術ですが
ミズウオは正にその典型です。
ミズウオは体質もかなり変わっていて、
ほとんどが水分で出来ているため
体はゼラチン質で
乾かすと骨と皮だけになるそうです。
ちなみに名前の由来は
上記のように水っぽいからではなく
食おうとして煮こんだら
溶けて水の様になってしまったから
だそうです。
しかしそう考えると
命名されるより先に煮込まれた
ということでしょうか。
もしそうならば、
何故このゼラチン質で不気味な魚の
(恐らく)第一発見者は、
新種だとか発見だとか言う前に
まず食おうとしたのでしょうか。
別に食欲をそそる外見でもないし
むしろゼラチン質で気持ち悪いはず。
謎です。
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