■私的使用の自由? 著作物は、著作者の許可がなくても、決められた一定の範囲内で使用することが許されています。 『自由に使える場合』 私的使用のための複製 著作物は、自身や家族などのごく限られた範囲内であれば個人的に楽しむために複製できます。 例えば、ネット上の気に入った画像を、自分の携帯やPCの中だけで楽しむためにダウンロードするのはOKです ただし、それをHPや掲示板にアップするのはダメ いくら個人的利用のつもりであっても、ネットは公の場です。 現に、画像交換を目的とした掲示板には、もはや誰の著作物かわからない画像が大量にアップされています。 しかし、もともとその画像を作った人はそんな行為を許可しているでしょうか…。 『拾い画』とは、『無断』を意味することですよね? 誰も落としたつもりも、転載を許可したつもりもないかもしれません。 最近では、わざわざ『著作権を侵害する意図はありません』などと記している人も見かけますが、これは全く意味をなさないものであり、立派な侵害行為です。 ネット上へアップするということは、私的使用の範囲を大きく超えることに他ありません。 使用範囲については他に、 正当な範囲内での引用 図書館などでの複製 点字による複製 学校における複製 時事事件など報道のための利用 etcetc.. 細かく定められていますが、基本的には著作者の許可なく著作物を利用するのはダメだと思っておいた方が無難でしょう。 わからない場合は、著作権者に直接問い合わせることが必要です。 (C)MATERIAL GUIDE [グループ][ナビ] |