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とうとう手を出した!
ビア花百合です。結構エロつめこめました。

よろしければスクロール。









漆黒が銀に飲み込まれる模様 






『あなたを見ていると、ほんの少しだけ、思い出すの』



『何を?』



『昔の、男の事』



『私に似ているの?』



フワフワとした花の黒髪のウェーブにビアンキの白い指が通される。



『ほんの、ちょっぴり』



『そう・・・』



花は心地よいビアンキの指に目を潤ませていた。
それが突然大きな力で髪をひっぱられる。



『いたい!』



『アイツも、こんな黒髪だったわ・・・』



ギリギリまで近づいた顔と顔。
唇の先同士がちらちらとぶつかり合い、息がかかる。
先ほど食べた苺ショートの甘い香り。

ビアンキの冷めて尚熱を帯びた瞳に恐怖しカタカタと震える花にゆっくりとキスをする毒サソリ。

漆黒の髪をきつく引っ張っていた指は既に緩められ花の体の至る所を這っている。
先程とは違う理由で震える花。



『でもアイツはこんなに可愛らしい反応なんてしなかったわ』



花の潤んだ眼には粘度の高いジェルがひたすら留まりやたら卑猥を演出している。


ビアンキがまさに花の茂みに分け入ろうとしたとき、花はビアンキの腕を掴み小さく拒んだ。



『あなた、処女なの?』



『・・・』



いつもの威勢は何処へやら、覗き込むビアンキの視線を捕らえようとしない。



『私があなたぐらいの時は、とっくにバージンなんか捨てていたわ』



長い銀髪を掻き上げ首筋に吸い付く。



『膜は破らないでおいてあげる』



そう言ったビアンキの指は遂に侵食を始める。

花弁から、一枚一枚。

核に触れられたとき、花には充分すぎる電気が走った。

同時に内部からじっとりと粘性のある液体が流れてくる。



『いい子ね・・・』



それを待っていたかのように割れ目をなぞっていた指が絡めとり丹念に“花”を愛撫してゆく。



『・・・イヤ・・・は、んう・・・』



鼻にかかったような甘く練られた声。



『最初の内だけよ、イヤ、だなんて』



尖った乳首を含んでは舌で転がしつつ、ビアンキも自分が徐々に濡れていくのを感じていた。

汗をかいて艶をもった髪が花の額にはりつくのを見て、一番好きだったロメオの表情を思い描いていた。



『あなたも私をどうにかしてみて』



一旦中断した愛撫に戸惑いつつ、花は恐る恐る白くてしっとりとした脇腹に手のひらを這わせた。

ビアンキの肌が粟だつのがわかった。

その次は豊満な乳房へ。
その突起へ。


『駄目』



『やはりおとなしくしていて』



ビアンキは花の足を押し開き、顔を埋めた。



『ビアンキさん・・・だめ、イヤ・・・!』



尖らせた舌で核を集中的に攻めながらビアンキは自らの右手で自らのを掻き回している。

質の違う水音が重なって響く。

花には視覚から聴覚から触角から嗅覚に至るまで淫猥から逃げるすべはなかった。

ひたすら体を震わせ、息を荒げ、喘ぐ他なかった。

一番大きな波が訪れた後も、余波がまた大きな波となって返ってくる。



一体どれくらいの時間が経ったのだろうと思う。

快感が痛みを帯びてくるようになった。



『ビアンキさん・・・いたい・・・』



『あら、ごめんなさい、夢中になっちゃって』



舌もアソコもしびれちゃったわ、と。


何食わぬ顔で。




『やはりあなたとアイツは全然違うわ』      










発情期って恐い!百合初挑戦だったわけですけどどうなの! ワタシはすこぶるたのしかったです。マイナーラブ。


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